Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

Pelikan M205 Classic Aquamarine / ペリカン M205 アクアマリン

2016年10月28日 20時25分18秒 | 万年筆


秋ですねぇ…家の周りに満ち満ちていた金木犀の香りも落ち着いて来たこの季節ですが…ペリカンの万年筆‘アクアマリン’のご紹介です。
‘Pelikan M205 Classic Aquamarine’
9月の発売予定から遅れること1ヶ月半…待ちに待った人も多かったんじゃないかと…
待望の!って感じでしょうか…。



発売されて2週間ほど経ちましたが、既に何処もかしこもSOLD OUTだらけです。
国内限定700本って事なので、予約で殆どが売れちゃってしまったのかもしれません。
私の場合、発売案内が出て直ぐに‘金ペン堂’さんに予約をお願い…だいぶ間が空いたので、
「お渡しできるよう準備が出来ました。」
との連絡をいただいた時、正直、
「えっ!何だっけ…?」
…って、忘れちゃってました…すみません。



さて、実際に現物を見ると…画像で見てた印象よりも、もっと濃いブルーグリーンの軸色…
この画像だと濃いめのブルーになってますが、現物はもっと緑色の入った濃いブルーグリーン。
今年のPelikanエーデルシュタインの限定インク‘アクアマリン’と同じ色!…まぁ、同じネーミングで出してるので、セットで同色は当たり前ですが…



でも、思ってたより イイじゃないですか!
予想外のカッコ良さです。
販売本数もさることながら、このカッコ良さは、SOLD OUT続出も思わず納得です。



今回は、自分的には思い切って、Bニヴにしてみました。
日常使うことを考えると、どうしてもFとかMニヴを選びがちですが…おかげで、手持ちの万年筆は、F、Mニヴだらけに…これからは、EFやBニヴにも挑戦してみるかと思ってた矢先のアクアマリン発売でした。



インクはもちろん、Pelikan エーデルシュタインの‘アクアマリン’…
前にPelikan M800‘ヴァイブラント ブルー’Mニヴに入れて使ってみた時は、インクが滲みがちで、フローが良すぎる印象を持ってたのですが…
このBニヴは、そんな事は無く、太字でも滲まず書けます…インクと万年筆の相性なんでしょうかね⁉︎



(今回も…私の汚い文字を晒してしまいました…申し訳ありません。)
太字で書くと、ブルーグリーンに濃淡が出て良い感じ…このインクは、太めの字幅の方があってるような気が…改めて良い色です!
Bニヴにして正解でした‼︎
書き味は、安心の検品力の‘金ペン堂’、ペン先が滑るように…インクフローも多めの…でも、けっして出過ぎない絶妙のバランスで調整されてます。



でも、少し残念なのは、‘アクアマリン’の名前にあるように…ホントは、暑い夏に使いたかったのですが…
まもなく11月、季節は秋でございます…
もう、秋冬用にと万年筆も暖色系に入れ替え(衣替え?)しちゃったトコだしなぁ…
こんな悩みもまた楽しいですね。

Pelikan M400 Tortoiseshell-Brown / ペリカン M400 茶縞 その2

2016年10月23日 07時12分53秒 | 万年筆


念願の‘Pelikan M400 トータスシェルブラウン 茶縞’です!

購入するにあたり悩んだのが、神戸元町、‘Pen&Message’の吉宗さんにEFニヴの細字研ぎ出しにしてもらうか…東京大井町、‘フルハルター’の森山さんにインクヌラヌラ、書き味スベスベのMニヴをお願いするか…
悩みに悩んだ結果、今回は、‘フルハルター’にお願いすることにしました。



無事予約完了、自分専用の研ぎ出し調整を待つこと一週間…
ついに手元に!‘フルハルター 森山スペシャル’のトータスシェルブラウンです‼︎



この軸色…渋いですねぇ…大人な感じで、カッチョイイ!
派手ではないですが、けっして地味でも無く…茶、シルバー、オレンジ
が織り成す魅惑の縞模様です。



ペン先は、BニヴからMニヴに研ぎ出してもらいました。

森山さんから一通り説明を受けて、暫し歓談…森山さんの万年筆への思い、職人気質を聞かせていただきました。
検品力の高い安心感やペン先調整の素晴らしさだけでは無く、このような人の思い、気持ちが込められたモノを使えるのは、幸せじゃないかと思う今日この頃…多少高く付いても、時間や手間が掛かっても、ネットやデパートでの購入と違って、より愛着を感じます…。

無事に念願のブツを手に入れ、フルハルターを出た時は、気もそぞろ…
早速、使ってみたい気持ちは山々ですが…我が家で、インクを入れて試し書きなんて、怖い嫁とデストロイヤーの娘の前では、到底無理なので、ここは我慢して、明日会社で…
なんて待てなぁ〜い!こんなに待ちわびたので、もう我慢できない‼︎…ってコトで、帰る途中いつも道草を食べてるスタバへ…残念ながら店内は満席でしたので、仕方なく肌寒い外の席へ…
チト周りの視線を感じつつも…そそくさとインクを注入、ニヤニヤしながらの試し書きです。…オジさん血迷ってますね…。



相変わらずの汚い字で、申し訳ありません。
さて、肝心の書き味ですが…もちろん言うことなし!ヌラヌラのフローにスベスベの滑らかな書き味…フルハルターの森山スペシャルは、他の調整された万年筆とは、一線を画す出来です。



インクは、‘ファーバーカステル’の‘ミッドナイトブルー’を選んでみました。
最近発売されたインクで、いろんな方のブログでも結構評判の良いモノが多かったので、購入してみました。
価格は、さすが伯爵!私のような下々の平民には、ひっくり返るような値段でしたが…評判通りフローも良く、濃淡が出る濃いブルーグレーの色がお気に入りに…LAMYのSafari Mニヴに入れて、会社で常用しています。



Pelikan M400トータスシェルブラウンとの相性も良さそうな感じで、しばらくはこの組み合わせて行こうかと思います。
念願の茶縞、念願の森山スペシャル…大満足。大事に使わせていただきます。

Pelikan M205 Classic Red / ペリカン M205 レッド とエーデルシュタイン マンダリン

2016年10月14日 19時45分01秒 | 万年筆&インク


10月に入り、だいぶ涼しくなってきました。
人よりちょっとジューシーな体型で、暑がりな自分もさすがに朝晩は肌寒く感じる今日この頃、気がつけば、通勤電車で乗り合わせた人達に半袖を着てる人は皆無…それどころか、半分くらいは上着を着てました。
明日からは、長袖シャツを着ることにします。

そんな初秋、青とか透明とかの寒色系の軸色の万年筆から、茶色とか赤とか暖色系の軸色の万年筆を使ってみたくなる季節になりました。

…そんなわけで…

‘Pelikan M205 Classic Red’ Mニヴの紹介です。
ペリカンにしては、珍しいビビットな感じさえするレッド!
混ざりっけのない、純正赤色、、、ポップな赤軸です。



ペン先は、スチールですが、ペリカンのこのM200/M205Classicシリーズのペン先は、意外と柔らかめで自分好み…限定品もちょいちょい発売されるので、ついつい購入してしまいます。
機構は、インク吸入式で、スーベレーンのM400と同じサイズ…ペリカン万年筆の入門用としては、なかなかの良い出来ではないかと思います。



発売当初は、この赤軸の他に白軸と黒軸の3色が発売されましたが、残念ながら、赤軸と白軸は、既に販売終了に…思いの外売れなかったのか…もう少し手頃な値段で、黄色とか青色とかカジュアルな感じで出せば、若い人も買うんじゃないかと思うのですが…。



購入したのは、1年程前に金ペン堂で…正直、最初は、書き出しにインクが出なかったり、書いてる途中でカスレたりと…評判の金ペン堂もこんなもんか…なんて思っちゃったりしましたが…
ここ最近は、そんなカスレも無く、そういえば、書き心地も良くなった様な…ペンの持ち方や書き方(書き癖?)が、だんだんと万年筆向けになってきたのかもしれません。



インクは、‘Pelikanエーデルシュタイン マンダリン’を入れてみました。
赤軸にオレンジ色のインク…ビミョーに違うくねぇ?とも思いましたが、意外とポップな感じで、良い組み合わせの様な気がします。



鮮やかなオレンジ色…美味しそうな色です。
Mニヴだとそれなりに濃淡も出ますが、発色が良いので、その差はあまり目立たない感じです。
明る過ぎて、ちょっとウザく感じるか…楽しく陽気に感じるか…ある意味、その日の自分の気分のバロメーターになるかもしれません。