安倍元首相暗殺に世界が泣いた！
エリザベス女王からプーチンまでが追悼
▲銃撃される直前の安倍元首相
▲安倍氏を追悼して台北101で「台湾の永遠の友」などと点灯
安倍晋三元総理は７月８日、奈良県橿原市内の病院で死去しました。この日の午前11時半頃、参院選の街頭演説を行っていた奈良市の近鉄大和西大寺駅前で、現場にいた男に背後から銃撃され、心肺停止の状態で救急搬送。必死の手当てもむなしく夕刻、死亡が確認されました。
撃ったの男はその場で取り押さえられ、殺人未遂容疑で逮捕されましたが、元海上自衛隊員で41歳と判明しています。
この悲報に日本はもとより世界中が衝撃を受けました。
イギリス王室は安倍元総理の殺害事件を受け、エリザベス女王が日本の天皇陛下に対して送ったメッセージを公開。メッセージの中で女王は、次のように述べています。
「私と私の家族は安倍晋三元総理の突然で、悲劇的な死去の知らせを聞き、深く悲しんでいます。2016年に安倍ご夫妻が訪英された際に、お会いした時のことを懐かしく思い出します。安倍元総理の日本への愛と、日英関係を一層強いものにしようとする思いは明確でした」
各国の首脳や前リーダーたちもも次々とＳＭＳなどで追悼の声明を発表、国際社会で指導力を発揮した安倍元首相を偲びました。
「彼は私にとって、米国にとって真の友人だ。これは日本の人々にとって大打撃で、シンゾーと家族のために祈っている」（トランプ前米大統領）
「仏国民を代表して弔意を表す。日本は、人生を母国と世界の均衡のためにささげた偉大な首相を失った」（フランスのマクロン大統領）
イタリアのドラギ首相は声明で「過去10年における日本と国際社会の主役だった」（イタリアのドラギ首相）
「私たちの関係は常に緊密で信頼に満ちていた。仕事をするのは喜びだった」（ドイツのメルケル前首相）
「非常に悲しく、心を痛めている。安倍元首相は私の古い友人であり、台湾にとって最も揺るぎない親友だった。多くの台湾人が悲しんでいる」（台湾の蔡英文総統）
「シンゾー（安倍氏）は個人として、また仕事の上で優れた資質を十分に発揮した。彼の記憶は彼を知るすべての人の心に永遠に残る」（ロシアのプーチン大統領）
「彼は機知に富み、洞察力に富んでいた。これが私たちの最後の会合になることを私は知りませんでした。彼の家族と日本人に心からお悔やみ申し上げます」（インドのモディ首相）
「未曽有の時代に彼が発揮したグローバルなリーダーシップは、多くの人々の記憶に残るでしょう。安倍晋三元首相のご家族、ご友人、そして日本国民の皆さまに思いを寄せています。英国はこの暗く悲しい時にあなた方と共にあります」（英国のジョンソン首相）
「私はぼうぜんとし、憤慨し、深く悲しんでいる。日本にとって、そして彼を知るすべての人々にとっての悲劇だ」（アメリカのバイデン大統領）
▲国連でも安倍氏を追悼して黙祷
戦前戦後を通じて、これほど国際社会で認められた日本のリーダーはいたでしょうか。日本での評価以上に世界は安倍元首相の評価していたのは言うまでもないでしょう。いずれにしても、安倍元首相は日本が世界に誇るリーダーでした。
事件の背景は明らかではありません。はたして今後の捜査でどこまで真相に迫ることができるのか疑問ですが、安倍元首相のためにも注視する必要があるでしょう。（本ブログ編集部）
