白井健康元気村

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元気さの秘訣  岩崎邦子の「日々悠々」(51)

2019-09-27 07:22:56 | 【連載エッセー】岩崎邦子の「日々悠々」

【連載エッセー】岩崎邦子の「日々悠々」(51)  

元気さの秘訣              

 

 千葉県を襲った台風15号では、何よりも風の被害が大きかったことが問題となった。だが、私の周りでは幸いにも被害がない。だから、雨・風が止み、天気が回復すれば、近場のゴルフ場ではプレーが出来るものと思っていたのである。が、ゴルフ場では老大木が倒れ、無数の枝が散乱しているらしく、何日間も閉鎖となっているところが多かった。

 続いて発生した台風17号は、どうだったのか。3連休となった秋分の日、関東には強風が吹くとの予報はあったが、八千代のパークゴルフ場に出かけた。仲間も久しぶりとあって、笑顔で集まって来ていた。集合時間にやっと来た人もいる。けれども常連であった人の顔が見られないことが気になった。

   その人は夏の間も、めまいがするとか、ふらつくとか、の理由で休んでいた。時間ギリギリに来た人は、あちこちに故障があるらしく、10月に検査入院をするのだという。この2人の女性は私より少し若いので余計に気掛かりでもある。

   パークゴルフでは、3人または4人が一組となって、9ホール4コースをプレーする。スコアの計算をして組ごとの順位を決め、前半のプレーを終えればお昼だ。午後は組み換えをして再度プレーをする。

   暑さが身に応えることや、体調が優れないことが理由で、前半だけで終わる人も。この日は女性2人が後半戦を不参加。風があっても湿度は高かったのが、体には響いたようだ。

 以前に所属していたグループの人も来ていたが、顔ぶれが夫や私よりも年下の人が大半となっていた。会をリタイアした人たちの理由だが、腰痛の人が少なくない。認知症の気配で家族から車の運転を辞めさせられた人もいる。腰痛に関しては手術をしても完治しなかった人の話もあった。

 話は飛ぶが、夫のゴルフ仲間も減少気味になっている。年齢の同じ人たちの中には成人病の何らかを患っているらしく、ゴルフをするだけの体力が失せている様子。まだまだ若いと思っていた人にも、非情な病に侵されて入院を余儀なくされたとか。思えば夫も60代後半には腰痛が酷く、ゴルフなどは出来る状態ではなかった。それを思うと、今80代になっても、好きなゴルフやパークゴルフに興じていられるのだ。幸せではないか。

   どうして、そんなに元気でいられるのか―。

 夫が第一に挙げるのは、会社勤めの頃のストレスから解放されたことだという。次いで、パークゴルフに出会ったことだ。歩くことは何よりの健康法のように言われているが、簡単なようで実は難しいことで、芝生上の球を追いかけているからこそ。このことは、子供のころから運動嫌いだった私にも言えることだろう。

「今運動に時間を割かない人は、やがて病気で時間を割くことになる」

   この文言は、胸にぐさりと来る。私は、今までに膝や腰、踵が痛かった時は、医師の診断で薬も飲んだり、マッサージもしたりしたが、無理はしない程度に少し頑張って体を動かすことを心掛けていた。自然治癒力もあると信じている。

   他には大抵の人がしていることなので、あえていうことはないのだが、食事はほぼ決まった時間に、3食しっかり食べている。とは言っても、体力の限界、体調の維持が出来なくなる日は、目の前に確実に訪れてくるのも確か。が、体操教室で見かけた言葉に勇気づけられている。

「60代=女ざかり、70代=お姉さま 80代=これから楽しい人生。そして90代=元気に自由に」

   まだまだ行くぞ! あはは、今の私は「お姉さま」です。


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