ケーイー・ソリューションズ株式会社  岡島芳明 ブログ

経営問題(R&D・生産・品質・IT)解決クリニック、担当:IT管理、技術開発マネジメント

【PR】小野塾 ビジネス仕分けR&D編 -R&Dマネジメント編第4回-

2011年04月01日 | 事業活動紹介
 弊社、ベテラン経営コンサルタント小野の連載「技術と経営塾」小野塾 、
「ビジネス仕分けR&D編」Web公開講座 -R&Dマネジメント編第3回-を紹介します。
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その3、顧客を間違えた日本の家電メーカー

こんにちは。
ケーイー・ソリューションズ(株)「技術と経営塾」塾長の小野嘉雄です。

昨年の後半でエコポイントに大きな関心が集まり、その締め切り期限で市場が
沸いた。
 その頃、日本の家電メーカーに対する脅威として、韓国、中国の家電製品が
市場に参入し、注目された。
何が脅威か?その答えは「User Wants & Voice」だと言われた。
さて、この脅威について、皆さんはどの様に受け止めますか?

日本市場に参入し勝つ為には、差別化が必要で、その鍵が「顧客の声」だと言わ
れてます。

 では、日本の企業は「顧客の声」を聞いてないのか?
    製品に織り込んでないのか?

企業の新製品開発場面では、顧客の声は開発活動の成果を出す為の基本的な
要件であり、その要件を無視した製品は、市場が受け入れない事を開発者は
皆弁えていたと思います。

何故、そうなったのか?
考えられる要因の一つに、市場やその流通経路と顧客が変わったと思われます。
 韓国、中国の製品の差別化と日本製品との違いは何か?これは私の認識から
の答えとしては、韓国、中国の製品の顧客と日本製品の顧客は、全く違うと言
う事です。
 日本のメーカー製品は、量販店向け仕様で、お任せ価格であり、
従って「顧客は量販店」と言えます。

つまり「開発の基本の基本が欠落している」と言えます。皆さんはどうお考えですか?

次回に続けてお話します。

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