元ヤンキーの児童相談員・夏目アラタは、担当児童からある依頼を受ける。それは、彼に代わって父を殺した死刑囚に会って、未だ見つかっていない父の首の隠し場所を聞き出してほしいというものだった。相手は連続バラバラ殺人事件の犯人で、“品川ピエロ”の異名を持つ品川真珠。さっそく面会に向かったアラタだったが、関わった相手全員を巧みに翻弄してしまう真珠に相手にされず、彼女の関心を引くために咄嗟に結婚を申し込む。こうして死刑囚と獄中結婚し、1日20分の面会の中で、消えた首の行方に迫ろうとするアラタだったが…。
映画館 ★★★★
コミックスの原作は読んだことが無く、予告編だけの知識しかなかった私です。なので「夏目アラタ」って、ヒロインの名前だとばかり思っていました(笑)
お話の進み方は拘置所の面会での会話がメインです。、ヒロインとアラタの探り合い、騙し合いが観ているものの緊張を呼び、プチ「羊たちの沈黙」のようでした。阿部サダヲの「死刑にいたる病」もそうですが、犯人が出す「謎解き」をクリアしていき物語が進むというパターンが増えましたね。
この作品の最大のトリックには驚かされたのも事実ですし、彼女の提示する一つ一つの課題をクリアしていくことで成り立つ
究極の恋愛映画であり、ハッピーエンドだと思います。
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