極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

ゴースト・イン・ザ・シェル (2017) GHOST IN THE SHELL 120分

2017-04-08 18:05:25 | 外国映画(映画館)
EMOTION the Best GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 [DVD]
クリエーター情報なし
バンダイビジュアル


攻殻機動隊 (1) KCデラックス
士郎 正宗
講談社



 電脳ネットワークと肉体の義体化が高度に発達した近未来。世界最強の捜査官、少佐。悲惨な事故から生還した彼女の体は、脳の一部を除いて全身が義体化されていた。少佐はタフで有能な精鋭メンバーを擁する公安9課を率いて、凶悪なサイバーテロ犯罪に立ち向かっていた。ある時、ハンカ・ロボティックス社の関係者が何者かに襲われる事件が発生。捜査を進める少佐の前に、クゼという凄腕のハッカーの存在が浮かび上がってくる。事件の真相を追ってクゼに迫っていく中、いつしか自分の脳に残るわずかな記憶に疑念を抱くようになっていく少佐だったが…。


映画館 ★★★★


 日本のコミックが原作の「攻殻機動隊」それが押井守監督の手によってのアニメ化が1995年。それから20年以上経ってハリウッドで映画化です。過去に日本のコミック→アニメ化されて大ヒットした作品をハリウッドで映画化した時に、その出来の酷さ。。。いや、解釈の違いってことにしておきますが(笑)。。。を何度も経験しているだけに、今回の映画化もそれほど期待はしていませんでしたが、なんのなんの・・・その世界観やキャラの設定など、原作ファンも納得できる作品に仕上がったと思います。

 実は私、この上にもリンクしてあるDVDも、その次の「イノセンス」もDVDを持ってたりして、早速オリジナルアニメを見てみたら、話の内容は違うものの、基本的には同じ設定と、同じシーンも幾つもあって(ネタバレになりますが、戦車と戦うシーンはほぼ同じでした)なかなか満足できる映画化でしたね。

 このハリウッド版はヒロインの「ゴースト」の基礎は誰かということが物語の中心になっており、ちゃんと草薙素子を基にしていること、草薙素子の母親。。。これが桃井かおりが演じていましたが、桃井かおりはどの映画にでてもちゃんと桃井かおりであることに感動し、やたら脱ぎまくるスカジョに感動し(笑)バドーがちゃんとガブリエルを飼ってたりすることが嬉しかったり(笑)

 本来アジア人であるはずのヒロイン草薙素子をスカジョが演じることにいろいろと問題があったそうですが、ほとんど全編出まくりのスカジョはなかなか良かったですね。





 荒巻を演じたビートたけしがずっと日本語でセリフを言うところもなかなかいい感じです。よく考えたらお互いの会話はネットを通じて意思で行ってるわけで、言語はどうでもいいわけです。オリジナルをリスペクトしたファンにも納得の映画だと思いました。

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