極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

ちょっと思い出しただけ (2021)115分

2022-03-05 20:20:08 | 日本映画(映画館)
 2021年7月26日に34回目の誕生日を迎えた男。ステージの照明の仕事をしている彼は、いつものように仕事に向かう。一方、元恋人の女はタクシー運転手をしており、客を降ろした先に彼の姿を見つける。2人は、各年の7月26日を遡りながら、共に過ごした6年間を思い出していく。


 映画館 ★★★★


 この映画、どんな映画かほとんど予備知識もなく今をときめく伊藤沙莉主演ってことで観に行きました(笑)
なので、ネタバレにはなりますが物語が過去に戻ったり現在に戻ったりしていることに少し経って気が付きました。

  っていうのも、冒頭主演の二人はマスクをしているんです。私は「いま」を表現するドラマや映画がないことが少々疑問にも感じていましたが、この映画は「いま」を描いてくれているので好感が持てました。が、しかし・・・場面が展開していくうちに誰もマスクをしていないんです。あと、ヒロインはタクシー運転手なのですが、彼女の運転する車が、変わるんですね。で、あ、なるほどって(笑)

 場面が変わるのは英文で書かれたカレンダーなのですが、これって日本の日めくりカレンダーにすればわかりやすかったかな。ようするに彼の誕生日の一日を6年間に渡り描いているんですね。なので二人の出会いは物語の後半になります。

 ダンサーの池松壮亮とタクシードライバーの伊藤沙莉っていうのも、最初は逆だったみたいですが、このほうがめちゃしっくり来ます。伊藤沙莉の実年齢は28歳なのですが、タクシードライバーに必須な二種免許は普通免許取得3年以上で21歳以上ということなので、二人が出会った6年前に取得しててもおかしくないわけで・・・って言いながら22歳位の女性タクシードライバーってまずいないでしょうけど(笑)でも、彼女のキャラならOKってかんじです。

 現時点で幸せな人が過去のホロ酸っぱい恋愛を思い出す。。。そういう感じのお話でした。

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