
大勢の女性にも甚大な影響を与えたのになぜ「男たちの大和」なのか最初から疑問を抱いていた。ちょうど60年と9ヶ月前に戦艦大和はその使命を果たすことなく2500人の乗組員と一緒に海の藻屑と消えた。米軍艦載機約400機による波状攻撃を受け、爆弾6発と魚雷が10発以上の命中を受け、まるでなぶり殺しのようにして息耐えたのだった。
61年前と言えば。私は11歳だった。乗組員の幼年兵は15歳だったからほとんど同年代だ。彼らは「これ以上の同胞の死を食い止めるために」と志願して参戦していた。もちろん覚悟の上での死だ。
私は映画の上映中ずっと眼が涙で曇っていた。胸が張り裂けんばかりに痛く、こぶしに力が入った。対米戦争は真珠湾攻撃から始まっている。これは歴史上の事実だ。しかし私の涙は悔し涙だった。悔しく悔しくてたまらなかった。「よし、いっちょうやったろうじゃないか」という気さえ湧いた。今がだめなら、100年先、200年先に恨みを晴らそうじゃないかと思った。
しかし、帰りの電車の中で体が冷えて、時間の経過と共に冷静さを取り戻してきた。やはり戦争はしてはならない。若者を戦場に送ってはいけない。勉学や、体育に励み、科学技術の向上をはかり、それをもって見返してやろうじゃないかとおもうようになった。
この映画は主人と観に行こうといいながら未だ行っておりません。
戦争はゴメンですね。子供時代は京都に住んでいて全く戦災にもあいませんでしたが、、
どうもお歳は同年のようで、、どうぞお宜しく、、
「若者を戦場に送ってはならない」ここで、合意ですね。
私は先日 「ゼロ戦」や「回天」の本を読んだばかりです
事実は事実として 記憶に留めておかなければ・・
と、思います。
しかし きれい事や批判や そんな次元のものではない!
読んでいると 只々 涙が自然にあふれて来ます
映画で使われた戦艦大和のセットが 尾道の造船所で3月末まで公開されています
私の生まれ故郷の呉には 大和ミュージアムが出来ています
ぜひ 訪ねたいと思っています
戦争を起こすことの悲惨さより、悔しさを駆り立てるような映画なんでしょうか。
この思いはひょっとして、韓国や中国、フィリピン等といった日本軍に蹂躙された国々の日本に対する思いと共通するものなんでしょうか。
観ていない私が勝手な想像で偉そうに書いてごめんなさい。
映画館を出てしばらくたってから、私の感想が変化していますね。たった今は、この映画は戦争の一場面であって全部ではない。加害者としての日本を見るとき、私は率直に謝罪すべきだし、平和の大切さを改めて強く認識するべきだと思います。あなたの「ごめんなさい」の一言は、できれば削除したい気持ちです。