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発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

569.適度な刺激を(ダウン症)

569.適度な刺激を(ダウン症)
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ダウン症の青年の場合、成人に向かってますます意気盛んに成長していくケースと、
一部に小学校の高学年あたりから動きがゆっくりになってきたり、言葉が少なくなってきたり、興味や楽しみが縮小傾向になるケースとがあります。

 成人に向かってますます意気盛んになっていくダウン症の青年を見ていると、やはり小学校高学年という同時期ごろから、自らどんどん興味を広げ、行動範囲も広げていっています。

 時にはその行動が良識の範囲を越えてしまって、小さな問題が生じることもありますが、それも社会勉強の一つと捉え、それを乗り越えていくとさらに社会参加度はアップしていきます。

 そんな活性化した生活をしている青年から学ぶことは、小学校の中学年ころから意識的に自立性を尊重し、自立へと促すことの必要性です。ダウン症のお子さんは童顔で体つきも小柄なことが多いので、年齢よりも幼く感じることもあります。が、やはり、青年期へ向かおうとするお子さんの心の成長を周囲はしっかりと捉え、それを後押ししてあげることがとても大切です。

 それと同時に何の世界でもいいので、お子さんの好きな世界、詳しい世界、自信の持てる世界、興味を探求できる世界を一緒に創りあげていってあげることも大切です。

 自立、すなわち家庭から一歩踏み出した社会への参加は、お子さんの意識を刺激し、成長への活力となります。興味ある世界からの刺激も同様です。

 なるべく「家」という安全な殻に閉じこもらないで、適度に外からの刺激を受けられるような環境を整えていく、そんなことも心がけていってあげたいものです。


造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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