「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「毎回、新鮮な気持ちで」(3月21日)~
おはようございます。津田沼教室の堀です。
生徒さんの理解や成長がある日とても進むことがあります。
書けなかった文字が上手に書けたり、足し算の意味がわかったりする瞬間は大きな喜びです。
効果的に何かを引き出す方法があるのかと言えば、
何よりも「楽しんでいること、夢中になっていること」がヒントになります。
楽しいことは繰り返しやりたいですよね。
Elephasの造形リトミックのメソッドにはその楽しさがつまっています。
でも、好きだから同じことをやるといいというものでもなく。少しの変化や工夫を加えることが、
「ずっと楽しい、夢中になる」に繋がっていきます。
どんな変化に本人が惹かれるのか、おもしろいと思ったのか、それを本人が感じた瞬間を
教える側が観察出来ているかが、ポイントだと思います。
子どもが何を楽しみにしているか、
何に気づいているか、
どんな風に伸びようとしているか…など
小さなことを観察して気付いていくことが指導にとても大切なのですが、
「観察すればいいのね」と頭で理解していてもこれがなかなか難しいのです。
これには毎回、新鮮な気持ちで向き合う、
つまりは「教える側のワクワクや楽しみ」が何よりも大切なものになると思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
期せずして、昨日のblogと今日のこのblogは、内容的にとても重なるところがあります。
それは、2人の講師がマニュアル通りに指導に取り組んでいるからでしょうか?
今日の講師が書いています、「小さなことを観察して気付いていくことが大切、・・・(でも)頭で理解していてもこれがなかなか難しいのです」。
そうなのです。マニュアル通りだからではなく、マニュアルには表現されていない大切なものを経験のある講師は共通に持ち備えているからです。だから講師同士、互いに響き合うところがあるのです。Elephasでは、そこのところがとても大切だと考えています。