発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

2614.~平和を~

2614.~平和を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)


 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

  ~今日のElephasブログ:「国語『一つの花』」(8月29日)~
※Elephasブログは、都合によりましてしばらく本欄に全文をご紹介させていただきます。


おはようございます。西国分寺教室の今村です。

夏休みの1か月をかけて小学4年生のHくんと国語の教科書「一つの花」の予習をしました。
長い間、4年生の国語の教科書に載り続けている戦争のお話です。

「戦争って何?…知らない」

戦後70年以上が経ち、Hくんは祖父母さまも戦後のお生まれかもしれません。
知らないことは無理もないのかもしれないと、改めて考えさせられました。

お母さまと相談して、夏休みにテレビ番組、ニュースも少し意識して、Hくんに戦争のお話をしていただきました。
教室では、プラットホーム、とんとんぶきの屋根…と一つ一つ画像を検索して情景を思い浮かべました。
配給、軍歌…と今は使われることのない言葉を説明するにはその時代を知ることも必要になってきます。
Hくんから質問が出てくるようになって、想像している様子に変わってきました。

最後まで読み終えた日、Hくんから、「戦争が終わって今は平和なんだよね。平和で良かった。」という言葉が出たこと、
少しほっとしています。小学4年生に戦争を伝えることの難しさを感じ、深く考えた夏でした。


>発達支援教室Elephas(エレファース)
http://www.zoukei-rythmique.jp




◇ワンポイント・メッセージ◇

8月もあと3日。
私たち日本人にとって8月は、先の戦争に意識を傾け、平和について今の問題として考える月でもあります。

学校では戦争の物語を読むことによって、戦争について伝えようとしています。
「一つの花」ともうひとつ「ちいちゃんのかげおくり」は多くの小学生に読み継がれています。

家庭でも、テレビの特集などを通して戦争の悲惨をしっかりと記憶に留めておくことは、とても大切ですね。
それは殊にこの月、家庭での欠かしてはならない営みです。

子どもにとって戦争のお話や映像は、夜眠れなくなるほどの怖いものでしょう。
しかし子どもの受容の力に応じて、戦争は語り伝えられねばなりません。

家庭という触れ合える間近な距離に居て、恐怖を一緒に受け止めてあげながら、
平和を希求する思いを確かなものとして育てていかなければなりません。



造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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