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発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

502.”勉強ぎらい”、なっていたら・・

502.”勉強ぎらい”、なっていたら・・

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

「やりたくない」「できない」「わからない」「もういやです」、こんな言葉やそぶりやサインが出てきたら、無理押ししないことです。

 気持ちの乗る分野の学習を、進めましょう。

まず、国語、
 ・書字に苦手意識があるのなら、音読を。
 ・書字でも、ひらがなよりも漢字なら興味が持てそうだったら漢字学習を。
 ・漢字でも、書字は引きの態勢だったら、読みだけを。

そして、算数、
 ・文章題が苦手だったら、文を読むだけで、立式は補助を。
 ・文章題は見るだけでもイヤだったら、計算だけを。
 ・計算も、できる分野を。
 ・できる分野の計算には飽きてきていたら、それを少し難しそうにアレンジして。
  (だれでもあまりに易しそうなものには、意欲を失うものです)
 ・初めてだったら、かけざんで切り替えを。歌で覚えられますから。
 ・マイナス経験のない、図形や単位の学習など新しい分野を。

 講師も親御さんも、あたらしい試みをするときには、絶対に成功させるくらいの意識が必要です。ただし、成功させる、というのは、「わからせる」ということではありません。「楽しく、苦なく、取り組ませる」ということです。叱らないことが、大前提。長々とやらせたり、わからせようと説明を過多に行うことも避けましょう。

 新しい試みは、一つ一つを大切にしましょう。そこで無理押ししてしまうと、取り組める分野がどんどん少なくなってしまうからです。

 取り組みやすい分野を少しずつ広げていくことで、やがては苦手意識のある分野でも少しずつがんばれるような耐性を養われてきます。
教室ででしたら、「この先生とやればわかる」とか「この先生となら楽しい」とか、そんな信頼関係と安心感がそれを可能にします。親御さんとの家庭学習においても同様です。

  
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造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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