「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「伝わる授業を」(8月16日)
※Elephasブログは、都合によりましてしばらく本欄に全文をご紹介させていただきます。
おはようございます。相模原教室の小口です。
夏休みも後半。授業に講習にと、生徒さん方は連日の雨の中も、がんばって通って来られます。
講師も、おひとりお一人の生徒さんの状況や状態、目的や目標に合わせ、日々、創意工夫をしながら授業に取り組んでいます。
「どうしたら分かるかな、できるかな」と考え、まず初めに、声に出し、ことばを発し、伝えようとしていきます。
学習効果を高めるために、教材を準備しそれを使う時もことばで説明しながら進めていきます。何度も何回も声に出し、繰り返します。
しかし、創意工夫の授業には、声に出さない、心の声で伝える「待つ」授業もあるのではないでしょうか。
生徒さんの中には、何かを始める時、新しいことをする時に、とても心の準備が必要な生徒さんもいらっしゃいます。
それは、課題の内容や種類ということではなく、生徒さんが、とても緊張し、心配や不安を抱えているということなのです。
生徒さんが心の準備を整え、少しずつ始められるよう、講師もじっくりゆっくり生徒さんに寄り添い、
静かに、心の声で、「伝わる授業」を目指していきたいと思っています。
>発達支援教室Elephas(エレファース)
http://www.zoukei-rythmique.jp
◇ワンポイント・メッセージ◇
そうですね。大きな声で言葉を発し、繰り返すことだけが、「伝える」手段ではありません。
時には、明確に言葉を持ちながらも、生徒さんの中に動きが生じ始めるのを待つことが必要な場合もありますね。
生徒さんも「少し待ってて。今、態勢を整えているから…」と心の中で言っているかもしれません。
その声を聞きとり、生徒さんの状況を把握することができるのは、講師の感性です。
通常のコミュニケーションにおいても同様ですが、授業ではそれ以上に、生徒さんの心理状況や脳の活動状況を感知することが求められます。
授業は、生徒さんと講師の双方で作り上げていくものです。
時には元気に声を高めたり、逆に声を弱めたり、黙して待ったり、・・・
感性を駆使してよい授業ができたときは、それは充実した気持ちになるものです。
造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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