2173.～無理なく、遠慮なく～

2173.～無理なく、遠慮なく～　　
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの　個性と可能性を伸ばす！」： 造形リトミック・発達支援教室 Elephas（エレファース）

　発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
　それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

　・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
　


◇ワンポイント・メッセージ◇

～Ｅlephasブログ「ゆったりじっくり」（３月31日）
・・・小学４年生のＫくん、一時体調を崩し学校を欠席している間に、学校の宿題が溜まってしまいました。ご家庭でどうにかこなしている期間、
　　　教室で睡魔が。そこで教室では、製作など作業学習を取り入れ楽しみながらゆったりじっくり学ぶ環境を用意しました・・・。

程なくＫくんは本来の姿を取り戻し、今は新学年に向けて先取り学習を頑張っているそうです。

ここで勉強嫌いにさせてしまっては、大変。元も子もありません。
作業学習での切り替えは、とても良かったですね。
しかも、”ゆったり”に”じっくり”の加わったことが良かったですね。
”がんばれ、がんばれ”と迫らずに、深い学習ができることはすばらしいことです。

そもそも、学習するのはそのひとりの子ども自身です。
等しく24時間という時間の中で、たまった宿題も含めてどのように学習を行うか。
その計画は、遠慮なくお子さんを中心に行うべきです。

幸いＫくんは、学習に対する耐性も底力も備えられているお子さんのようですね。
今回のがんばりは、良い経験となったことでしょう。
でも、そうでない場合もあります。

ここで改めて、個別学習について考えてみましょう。
学習計画は遠慮なく、あくまでも”生徒さん中心で”。
お母さま方も、ご自身、ご無理のないように。




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