「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所
「まだアニメ?!」って言わないで!・・・こうぼやいている生徒さんのお話、少し前(8月28日)にお話しました。この生徒さんは、大人への計画を高校生の頃よりずうっと描いています。
① 友達と暮らす
② お金を貯めて、買い物する
③ 時間を確認する(規則正しい生活をする・計画的に行動する)
④ 荷物を整理する(生活環境:整理整頓する)・・・学校の移動教室の成果かもしれません。
⑤ 悪いことをしない。人のものをとったり、盗んだりしない。いじわるしない。
⑥ 人を助けることが必要
①~⑤で終わらずに⑥の項目が加わっていることに、わたしはとても大切なものを感じます。
スピーチや作文など、彼が少しあらたまった表現をするときには、
「人にやさしく」「明るく元気に」「みんな協力して」「規則を守る」・・・など
道徳的であり正義感のある言葉が頻繁に現れます。
ご家庭での基本的人間教育の上に、学校で学んだことも大きいでしょう。それに加え、アニメから楽しみながら培われたものも大きいように思います。
「人を助けることが必要」、現代の社会に求められているもの、現代のリーダーに欠けているものはまさにこれです。大学教育もその目的が、文科系分野では専門知識の学びと探究、理科系分野では基礎技術の獲得や開発が目的にあるとすれば、目的のもう半分は「他者」「社会」への意識、人間観、哲学の分野です。
アニメは、この後者の分野をやさしい言葉で、繰り返し繰り返し語りかけてきてくれます。この言葉を受容する土壌は、幼少期からの家庭教育やその後の学校教育、社会教育によって耕され続けます。
親御さんや講師は、この土壌に栄養を与え、耕し続ける援助を続け、そこによい言葉を与える環境を備えていくことが求められます。
「まだアニメ?!」って言わないで!・・・わたしも同感です。良いアニメを心いくまで楽しんで、アニメから得たものをやさしい言葉で社会に投げかけてくださいね。
造形リトミック教育研究所
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