生まれ育った三潴町、壱町原。そこで、ご祈祷の行事が100年以上続いている。
過疎化、等で人口が減っているが、昔から続いている、ご祈祷。
子供のころは、この日は「だごの日」と言って、よもぎをつんできて、母たちは「だご」を作っていた。
それをたべて、お宮に「ゴキト、弓矢ビンビン」にいかんと。と言って、大人も子供も大勢のひとがお宮に集った。
遠く離れている、家族の写真や、その方の着物をもって行って、それらにも同時にご祈祷してもらった。
当時、兄が外国航路の船に乗っていたので、母はいつも兄のジャンパーと写真を膝の上にかざしてご祈祷してもらっていた。
こどものころに言っていた「ゴキト、ゆみやびんびん」が「ご祈祷!!そして、ひとりづつ頭の上にご幣をかざしてビンビンと
弓をひかれる。」
この歳になって理解できた。
神主さまや、村の役員の方にきいたが、いつからかわからんが、100年以上毎年4月12日に朝10時、昼3時、夜8時と3回行われているそうです。
懐かしくて今年は行こう!と願っていたので、いいご祈祷を戴いた。