ナニムシイナイ

2022年01月19日 | 日記

農家のおばあさんが嘆いている

その横には大きの白菜がたくさん並んでいた。

近所の産直市場に出したら、「虫が居る」と言われて返されたのだとか。

買った人から苦情が来たらしい。

確かに葉にはポコポコと穴があいている。

でも葉は新鮮シャキシャキでいかにも美味しそう。

もらって帰って調理してみた。

数枚むけば、ムシの気配なんて感じない。

なによりもスーパーで買ってくる白菜よりも甘くて美味しかった。

 

野菜にムシが居るのは農薬の使用量が少い証拠ではないのか。

この苦情に対処しようとすれば、農薬を増やすか特殊な栽培方法をしなければならないのではないか。

安くて安全な物とは何なのであろうか?

√7=2.64575(ナニムシイナイ)


完成して住み始めて

2021年01月10日 | 日記

昨年住宅が完成した方からの年賀状に添えられていた言葉にほっこりしました。

「冬も 暖かく快適です。とても落ち着きます。いつでも来てください」

今までも多くの施主さんもそうでしたが、こういう暖かい言葉を伝えていただける思いやりに感謝です。

設計をしていて良かったと思う出来事のひとつです。

 

・・・

設計においては最大限の努力をしたつもりでいますが、

それでも力が及ばない部分もあるとは思います。

 

良い家をお渡しできて自信を持っている部分もありますが、同時に

完成して住み始めてから何か問題はないだろうかという不安もあります。

 

人の優しさがありがたいのです。

 


国宝の屋根

2019年08月03日 | 日記

南北朝時代の建物の修理現場です。

目の前の屋根の美しさに圧倒されます。

 

 

 

↑ 床板の裏面には削った跡がはっきりと残っています。

刃こぼれの痕跡もあって、

南北朝時代の職人の息遣いまで感じられます。


スーパーセル

2017年08月23日 | 日記

昨日の夕方、ふとケイタイの万歩計を見ると

 5歩

仕事に集中すると、ついついこうなります。

急きょ、家族を誘って散歩へ。

歩き出したのもつかの間、さっきまで晴れていたのに、西の空は真っ暗でピカピカと頻繁に稲光。

どんどん迫ってきます。

怖くなって逃げるように帰ってきました。

帰る途中に振り向くと、さっき歩いていた所はすでに雲の下。

どうやらスーパーセルという特殊な積乱雲だったようです。

事務所についたとたんに土砂降りの雨。

ホッとしてケイタイを見ると、1000歩程 。

とほほ。


とっても甘い

2017年06月23日 | 日記

我が家で栽培しているイチゴ、今日の収穫です。

夏になってスーパーでは見かけなくなりましたが、

我が家のイチゴたちは粘り強く頑張ってくれてます。

イチゴの好きな妻の誕生日ケーキに飾りたくて

なんとか7月まで採れないかと試行錯誤しています。

 

友人から電話が来るといつも聞かれます。

「イチゴはどうだ」と。

ご助言をいただいた農学博士の加藤さんにもこれを読んでいただいている事を願ってご報告します。

 

 


ゴッホとゴーギャン展に行ってきました

2017年01月07日 | 日記

あけましておめでとうございます。

8日の打ち合わせに向けて5日から始動しました。

本年もよろしくお願いいたします。

 

そんな中ではありましたが、昨日は愛知県美術館へゴッホとゴーギャン展に行ってきました。

東京都美術館での混雑ぶりを聞いていただけに、ある程度の混雑を覚悟していったのですが、

「あれっ、場所間違えたか」

と思うほど すいていました。

各絵の前に1人か2人くらいの感じでしょうか。

思う存分堪能出来ました。


フランス・アルルでの事件があまりにも有名な二人です。

その後は、一切の関係を断っていたのかと思っていました。

しかし、それ以後も互いを意識していたことが分かり、

ゴッホとゴーギャンの友情がよくわかる興味深い展示内容でした。

 


ハロウィン?

2016年11月02日 | 日記


こどもが事務所に飾ってくれました。

あいにくカボチャが無く、オレンジの物ということでミカンと柿という和風の素材です。

和洋折衷で実に日本らしいです。

それにしてもハロウィンもすっかり定着してきましたね。

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私のハロウィン初体験は10年近く前のことです。

とあるお施主さんからハロウィンパーティーに招待していただきました。

竣工後間もないそのお宅は玄関を上がり、扉一枚あけると広いリビングがあります。

そーっとその扉を開けると、びっくり仰天。

ご夫妻と、その友人のおケイさんは例えようもない激しい格好でした。

確かに普段から陽気な方たちです。

でも私は「えっ!・・・?」という感じで、どういう集まりなのかよく理解できませんでした。

今なら分かります、仮装していない方がおかしいことは。

幸い皆さんは優しい方ばかりで、何事もなかったかのように楽しむことができました。


本当に ECO なのか

2015年09月30日 | 日記
少し前の話である。

散歩道の傍らに大きな住宅地が造成された。

元々は木が適度に茂り、町を見下ろせる気持ちの良い場所があった。

その木をすべて伐採して、ひな壇状の造成が施された。

そこに建てられた家たちの屋根にはソーラーパネルが載せられている。
新聞の折込広告を見ると、
響きのよい言葉と共にECO住宅を謳っている.

そのやり方は本当にECOなのか?
元の地形や自然を少しでも残そうという発想は無いのか。


家を建てることは環境に大きな負荷をかける。
太陽光発電は素晴らしい技術だと思うが、その免罪符ではないし ECOへのフリーパスでもない。


じっくり考え、
手間を惜しまず、
過去から受け継いだモノを
きちんと将来につなげようよ。