今年はじめて聞こえました。
裏山から、
「ホー、ホケキョ」。
田舎ですが、いいこともあります。
945mm × 495mm × 62mm 三河産ひのき 天然乾燥
大きなまな板、もちろんプロ用です。
少しアテがありますが、ほとんど赤身で10年以上眠っていた良材です。
農家のおばあさんが嘆いている
その横には大きの白菜がたくさん並んでいた。
近所の産直市場に出したら、「虫が居る」と言われて返されたのだとか。
買った人から苦情が来たらしい。
確かに葉にはポコポコと穴があいている。
でも葉は新鮮シャキシャキでいかにも美味しそう。
もらって帰って調理してみた。
数枚むけば、ムシの気配なんて感じない。
なによりもスーパーで買ってくる白菜よりも甘くて美味しかった。
野菜にムシが居るのは農薬の使用量が少い証拠ではないのか。
この苦情に対処しようとすれば、農薬を増やすか特殊な栽培方法をしなければならないのではないか。
安くて安全な物とは何なのであろうか?
√7=2.64575(ナニムシイナイ)
今日は大暑、そして来週は土用の丑。
この炎天下、建て方を行いました。
この現場に関わる方々の熱い気持ちを随所に感じ取ることができました。
大工さんは少しのズレも許さないという感じで、合わない部分を根気よく修正してくれていました。
ウッドショックと言われているこの時期にこれだけの材料を揃えていただいただけでもありがたいのに、
材木屋さんは「こんな所に節が来てしまって残念です」と嘆いていました。
皆さん誇りを持って仕事をしています。
立っているだけでもモウロウとしてくるような気温の中、
最後まで集中力を保って仕事をしていただき、ただ感謝の一言です。
昨年住宅が完成した方からの年賀状に添えられていた言葉にほっこりしました。
「冬も 暖かく快適です。とても落ち着きます。いつでも来てください」
今までも多くの施主さんもそうでしたが、こういう暖かい言葉を伝えていただける思いやりに感謝です。
設計をしていて良かったと思う出来事のひとつです。
・・・
設計においては最大限の努力をしたつもりでいますが、
それでも力が及ばない部分もあるとは思います。
良い家をお渡しできて自信を持っている部分もありますが、同時に
完成して住み始めてから何か問題はないだろうかという不安もあります。
人の優しさがありがたいのです。
2021年1月8日、喜多琉さんが開店2周年を迎えられました。
先日、植栽と家具のメンテナンスに伺いましたが、とても綺麗に使っていただいていています。
コーヒーはもちろんですが器や菓子も熱心に研究をされていて、
飲食店にとっては大変な状況にもかかわらず、たくさんのお客さんに支持されています。
設計者としてもうれしい限りです。
この建物は、少しずつメンテナンスをしていけば時間と共に味わいを増すことを意識して設計しています。
この先ずっと皆さんに親しまれ、味わいある建物になっていくのか楽しみです。
今まであまりご紹介しませんでしたが、こんな仕事もしています。
造り付けの 机とベッド。
すべてチェリーの無垢材です。
この空間に合うように丁寧に設計しています。
限られたスペースを機能的に使えるように配慮して、
角の丸みも絶妙で手触りの良い家具に仕上がりました。
お風呂の設計において浴槽の選択肢はたくさんあります。
FRP(ポリバス)、人工大理石、鋳物ホーロー、木、タイルや石張等。
浴槽の選定にあたっては、予算や建主さんの好み、メンテナンス性等、様々な条件を検討して決定します。
私たち自身、どの浴槽のお風呂も造らせていただいたことがありますが、
いずれも素敵なお風呂が出来上がっています。
特徴的なものとしては、
槙(まき)の木の浴槽は良い香りでとてもやわらかい雰囲気のお風呂になりましたし、
石張りの浴槽は重厚な雰囲気で、いずれも温泉旅館のようでした。
今回は「熱」という条件に絞って浴槽について思いつくままに書いてみたいと思います。
日本人にとって浴槽に求める重要な機能が、お湯につかって体を温めることだと思います。
そのことについて、ずっと思っていたことがあります。
まずは鋳物ホーローについて。
鋳物浴槽は主に鉄(金属)です。
金属は熱伝導率が高い(熱を伝えやすい)ので、お湯を張ると浴槽自体もお湯と同じ温度になります(一般的な水位の場合)。
浴槽に入った時に、肩や首のお湯から出ている部分もそれによって温めることができるのでとても温まります。
古い家によく見かけた五右衛門風呂も鋳物です。
昔の人が、五右衛門風呂はよく温まると言っていたのを聞いたことがあります。
お湯で浴槽が温まるのにに加えて、
五右衛門風呂は鍋のように薪で下から直接沸かすので、
火が消えても残る「おき」によって遠赤外線効果も加わるのではないかと想像します。
(五右衛門風呂は今も製造されています)
上記の中で熱伝導率が最も低い(熱を伝えにくい)のが木の浴槽です。
じゃあ不快かというと、そうではなく、これもとても気持ちが良いのです。
私が子供の頃に住んでいた家は、薪で沸かす木の浴槽でした。
子供だったので、温まるということについてはそれほど意識していませんでしたが、
その頃のことを思い起こすと、とても快適だったのだと思います。
木は熱伝導率が低い(熱を伝えにくい)ので触ったときに冷たく感じません。
お湯の外にある首や肩の体温を奪われないためなのだと思います。
思いついたままに書きましたが、
浴槽の選択には「熱」以外の条件もあります。
浴槽一つとってもとても奥が深いですね。
このような時期にもかかわらず、見学会にお越しいただきありがとうございました。
予定を少し変更して、3日間にわたってゆっくりご案内させていただきました。
全ての方としっかりお話させていただき、充実した時間となりました。
伺った感想を今後の設計に活かしていきたいと思います。
何かお気づきの点がありましたらいつでもご連絡ください。
施主様のご厚意により住宅の見学会を行います。
私たちが設計監理を担当し、春日井市で工事しています木造平屋の住宅です。
静かな空間を感じていただきたいので、予約制として個別にご案内させていただきます。
日時:2020年3月28日(土) 時間はこちらで指定させていただきます
見学をご希望の方は鈴木光雄建築工房まで
Eメール(info※suzuki-aa.com) にて下記の内容をご連絡願います("※は@に書き換えてください)。
後日、場所と時間を案内させていただきます。
1お名前(必須)
2ご住所
3電話番号(必須)
4参加人数(必須)
5ご希望の時間(午前、午後、いつでも 等)
6その他ご要望
新型コロナ対策として、見学前に手をアルコール消毒の上手袋を着用、
マスクの着用も必須とさせていただきます(マスクはご用意願います)。
先着順とさせていただきますので、応募多数の場合はお断りする場合があります。