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よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

N邸新築工事

2011-01-12 08:41:58 | N邸新築工事

大工職人が現場入り、新年7日に初荷で材料が入り、大工さんは4日からでも現場に出ると言ってくれたが、ランバ-材到着を待って現場入り。
大工さんとは同級生で、いとこ同士の間柄、気心の知れた関係でもある。

予定していた工務店の大工さんの都合が悪く、急遽工務店より職人の手配の要請があり、予定していた現場を断ってもらいN邸に入ることになった。
腕はピカイチ・・・何の心配もなく現場は進むだろう。

      
高台で結構冬は寒そうだが、夏はその分風通しもよく涼しいかもしれない。断熱は
現場発泡吹付で気密性が向上するため、真冬でも室内温度は10度以上は確保できることを
期待している。

立地条件により、若干の違いは出るだろうが、過去の実績としては
冬場の外気温と室内温度の温度差は14度という結果は出ているが
それに近づくことを期待している。


基礎完了

2010-12-22 15:21:58 | N邸新築工事

N邸基礎コンクリート打ちが完了した。
コンクリート養生期間を考えれば、年内は一階ステージまで進めるのは難しくなってきたが、大工が年内何日まで動くかが問題となってくる。

この年末に来て、雨で何日か基礎工事も進めなく、雨がなければ
ステージまで終え新年を向かえたかったが、無理は禁物。

結構手間がかかったが、文句一つ言わずもくもくと仕事をする
基礎屋さん、多分利益は殆ど残らないかも知れないが、受けた以上文句を言わず最後まできちっと仕事をこなすのもその人の人間性による。

このような職人は貴重な存在であり、いい人材が揃ってこそ良い家は出来、職人気質が良い住まいを造ってくれる。


基礎

2010-12-15 14:04:39 | N邸新築工事

基礎仮枠と鉄筋配筋工事が明日で完了し、17日基礎スラブコンクリートを打設の予定。

 

         

 

 

         

鉄筋も綺麗に配筋されており、スラブコンクリート打設後、外部周りと内部の立ち上がり基礎のコンクリートを打たなければならず、出来れば今年中に躯体を立ち上げ正月を迎えたかったのですが、擁壁に結構手間取った為、年内は難しく、正月明けの棟上となる見込みです。

 


N邸新築工事

2010-11-13 13:14:22 | N邸新築工事

南の擁壁が完成し、残す所東面の擁壁が出来れば
本体の基礎工事に進むこととなる。
今日はN様ご家族も現場に来て頂き、電柱の移設場所が決定。

 

住まいが出来上がるまでのあいだ、喜んだり
心配したり、いろいろと気をもまなければならない場合が出てくるだろうが、
納得し、気に入った建物を完成させるため、三者が
同じ方向を見据え”いい住まいを造る”という方向に向け
協力し合い、お互いが喜びを感じられるそんな家が完成するまで
心を一つにし、頑張って頂きたいと願っている。


N邸新築工事

2010-11-05 19:16:35 | N邸新築工事
N邸擁壁の鉄筋が組みあがり、今週にはコンクリート打ちが出来るだろう、この工事が終われば、建物基礎に着手することが出来る。
結構手間がかかってはいるが、仕事は申し分なし。


          
  
                   
最初は掘り込みガレージも予算の都合で断念しなければならないと
考えたが、工夫をすれば納まるもので、諦めることなく試行錯誤の中でこの擁壁工事も予算内で納めることが出来ました。

工務店や土工事の人たちの協力や知恵のおかげもあっての事。
出来るだけ要望を満たしてあげたいという思いが形となって現れ、
N様や、当社の思いを素直に受け入れもらえた事に感謝!
また東面の間知石も契約の中では、現況のままとなってはいるが、現場での打ち合わせで、工務店も、基礎業者も快くコンクリート打ち放し仕上げに同意して頂き見違える敷地となることは間違いない。
これもまた感謝です。

N邸新築工事(擁壁)

2010-11-01 08:46:10 | N邸新築工事
擁壁の捨てコンクリートを打設、墨を出し鉄筋を配筋し土止めとなり、
建物基礎兼用の擁壁となる、一般的には深基礎と表現するが、
この基礎を最初作らないと、建物基礎が出来ない事になる。
ここは予備駐車場となり、地下物置も出来る。




電柱の移設を検討しているが、建物の景観上も考えないとならないだろうが、内部からの視界を優先しなければならない。


現場でみると、現状の位置そのままでもいいのではないかと思えてきたが、今月13日N様立会いの上決定する事になっている。



N邸新築工事

2010-10-27 19:18:10 | N邸新築工事
間知撤去作業で裏込めコンクリ-トを削岩機で
はつる工事が進む、長い年月で、コンクリ-トが堅く
なかなか思うようにはつれない。
この撤去が終われば、擁壁コンクリ-トを作り
その後、一段上の基礎工事に進む。

  

昨日チェンソ-の刃を研ぎ、最後の伐採に出向いた。
雨の後なので、木は濡れ斜面も滑りやすくなって
何回も転びながらの作業。
蚊取りケ-スは外れ、ノコギリのサヤは壊れ
怪我が無かっただけ儲けもの。



40年程の年輪を持っているだろうか、
高く延びた楠、何本かの幹を倒しても、まだ5本
残った幹、楠は生長も早く今後も成長し続けるだろう。
隣の住人は、台風の折、風よけになると言っていたので
あまり多くを取らず、食堂から見て視界が開ける程度に
留めた。

                                    
この伐採した楠の中から、曲がり具合のいい枝を
N邸の建物に使おうと考えている。
何本かは候補はあるが、水圧で皮を剥き
その中から決めることになるだろう。

N邸新築工事

2010-10-22 17:39:52 | N邸新築工事
擁壁工事が進められ、南の間知石を撤去、それに伴い
基礎工事が始まるまで楠の伐採もしておかなければ
切った木を拾い上げる事が困難となるため、
チャンソ-の刃を研ぎ、現場に出向いた。



何しろ、蚊が多い為、ホ-ムセンタ-で腰にぶら下げる蚊取り
線香容器を買い、燻しながら3.5メ-トル下の藪の中に


 
落ちないように、身体をロ-プで縛り不安定な状態で
チャンソ-で上から切って降り、最後は一番太い幹を倒すのが
一番安全な為、けっこう時間がかかったが、無事が完了。





下の写真は、一番最初の楠の枝振り、伐採する事により
視界も開け、東の光も遮られる事もないだろう。
もう少し、下草を刈り綺麗にしたいが、日も暮れそうなので
本日はここまで。

N邸新築工事

2010-10-20 15:11:28 | N邸新築工事
N邸工事がいよいよ始まる。
今年の2月から打ち合わせを始め、土地が決まり図面がきまり、金額が決まり。
住まいづくりがスタ-トし、今日曇り空では有るが、それが工事する人達のとっては
暑くなく、快適な気温の中、初堀を行う所までこぎ着けた。
個人が家を手にするには、いろんな負担や、勇気が要ったことだろうが、私達がその分
わくわくさせ、感動を与えることが出来ればと思っている。







楠の木や雑木が覆い茂る木を、下刈りをしてやれば、もっと見晴らしの良い風通しの
良い敷地になることだろう。
もう少し涼しくなり、蚊が居なくなった頃、楠の枝や、うっそうとした雑木の下刈りを
することに。

N邸新築工事

2010-10-17 07:23:30 | N邸新築工事
  土曜日N邸新築工事に使える建材がないかと、材木市に工務店社長と出向いた。最初に目に留まったのがテーブル用の天板、工事費用の中には入っていないが、出来れば復活してあげたいと、値段交渉をすることに、3万円だったら買うと値段を提示したが、敵も去るもの、4、5000円だと言ってなかなか応じない。樹種は杉で厚みは60ミリ、テーブルとしては申し分のない寸法だが、こちらも3万円でなければ買わないと、交渉成立ならず次回の出物に期待することに。
                                                          


パイン材を確保これで安く手に入った分、二階にもパイン材を貼る事が
出来るようになった。  
                                                                                                                                                                          a                           


  ↑・・・ これは今回の最大の収穫、200×240のケヤキの角材、これは製材所が工務店の注文を受け、一本何十万もする角材を、人口乾燥機に入れ乾燥させた結果、乾燥収縮によってひびが入ってしまったらしい。
木の性質を分かっているはずのプロが、犯してしまった過ちと言えるかもしれない。
ケヤキの性質を知っていれば絶対に人乾にはかけない筈だが、こちらとしたは、この失敗があったおかげで面白い物が出来る。

時には人の不幸も楽しいと思える事がある。
建材屋はこの8本の角材の失敗で100万円以上の損失があったのだろうが、こちらはそのことに感謝!
N邸の和室の天井は、化粧梁と杉板を貼って仕上げる事にしているが、設計図では松梁だが、この梁をケヤキの梁に変更することに。
本当は、なぐりを梁に入れたいと交渉したが、なぐり加工をする費用が、一本1,5000円かかるので諦める事に。
8本を3万円と製材費用2万円で合計5万円でゲット!
   
                              

契約

2010-10-02 08:11:39 | N邸新築工事

 2010年10月1日N様と工務店との契約書が取り交わされ、事実上工事が進むじょうけんが整った。
これから、三者が同じ目線に立って、設計図に表現されたもの以上の家を造るために、協力し合い進めるのが私達が提唱すする「住まいづくりの進め」であり、施主だから、設計者だからとかの柵は作らず。

依頼者も、設計者も、施工者も、それぞれの役割に中から物事を考え、
より良い家を作るための努力と、協力を惜しまないことが住まいづくりの基本であると思っている。

値切ることはせず、100円のものを100円で買うことを基本とし、お互いの利益を犯さず、それを認め合った上で、家作りに切磋琢磨する。

これが私たちの考える ものづくり。


N邸新築工事地鎮祭

2010-09-27 10:37:59 | N邸新築工事

9月26日、N邸地鎮祭が厳粛にとりおこなわれ、これからいよいよ現場が動き出す。
新しいこの地で新しい生活の場を作り上げる。
土地を清め、恵みに感謝し、事故のないよう無事完成することを願い、祈願され、清められた土地に新しい家が建つ。

           

 

           

工務店社長、100㌔近い巨体を維持しながら日々汗にまみれこまめに走り回る、優しさを持ち合わせ、大工職人であった彼は、父親の後を継ぎ、新しい工務店の在り方を探る。
技術的にはたたき上げた技能を元に理解力もあり、前向きでもある彼との付き合いも長く、信頼できる一人でもある。

           

しのちゃんも一つの役目を与えられ、彼女が大きくなったときこの意味を理解出来るときがくるだろう。
今は理解出来なくても、おとうさんと、おかあさんがここに新しい家を築き、
しのちゃんを育て大きくなったとき、この写真に写る自分を観て、両親の思いが伝わる時が訪れる。


N邸新築工事

2010-09-18 09:21:02 | N邸新築工事

建物金額が煮詰まってきた。
初回金額、3、050万円、第2回調整金額2、850万円、第三回調整金額2、750万円最終見込み金額2500万円まで煮詰まった。

これは施工業者に対しての、強要ではなく工夫と打ち合わせを繰り返し煮詰めた金額、当然建て主様にも我慢をお願いしなければ500万円も落ちる筈はない。
テレビ台、食堂テ-ブル、等、とりあえず見積もりから省かせて頂き、後日復活する可能性も含め我慢して頂き、ユニットバスは一坪用に変更した。

その他の大きな変更は無く、今後工事が終わるまで金額調整は行い、我慢してもらった項目を何処まで復活出来るかが課題となってくる。
その為には、御施主様の理解と協力を頂き復活出来ればと考えている。

駐車場を3台分確保するためには、当初見積もり金額が200万が見込まれたが、昨日、基礎屋さんと工務店に事務所に来てもらい、施工方法と金額の詰めを行った。
仮枠の面積の確認、鉄筋量の確認、納まりの確認、等を明確にすることにより、業者の未知数は無くなり、200万円の擁壁工事金額は、150万以下で納まる事が確認出来、来週には最終見積金額は決定する。


N邸新築工事

2010-09-09 07:21:21 | N邸新築工事

N邸新築工事・・・N様との出逢い奈良と和歌山をネットで繋ぎ、リアルタイムの映像を使い、打ち合わせを行い、奥様の家事仕事の合間に打ち合わせ時間を入れ、事務所での打ち合わせは最小限に留まった。

奈良から和歌山の往復時間2時間の無駄を省き、思いついた時ネットを繋ぎ、
打ち合わせを進めた結果、形は出来上がり、予算算出までこぎ着け一昨日予算打ち合わせが終わり、あと一週間の猶予を頂き最後の予算調整となる。
工務店から出された見積もり金額は3、050万円、調整後金額2、756万円

これより更に、150万円の調整を目標に一週間の調整期間を頂き、施工業者と膝詰めの交渉と工夫案が必要となる。

 

 

                          

高気密、高断熱の住まいとなるN邸、外壁、屋根は全て発砲断熱材で吹き付けし開口窓は複相ガラスとなる。
床板はパイン無垢板貼り、塗料はオレンジオイルと松ヤニで作られた自然塗料、としたエコ住宅となる。


N邸新築工事

2010-09-08 18:29:19 | N邸新築工事

昨日、奈良よりN様ご夫婦が来店。
当初より進めていた建物の工事見積書が出来上がった為、総予算も含め、当事務所が、工事見積書を基に見積査定を行い、総予算を算出した。

初回工務店見積金額は3,050万円。
長い年月、工事予算の査定をやっていると、経験から、設計図があがった段階で、大体の見込み金額が推測できる。
N邸も、工務店に見積もり依頼をかけた段階で、こちらとしては2800万円程度の見積もり金額となるのではと予測していたが、見積書金額は予測を一割程度超えていた。

毎回、の事ではあるが、依頼者の要望を全て設計図に入れてしまうと、資金の許容範囲を超え見積
調整となる。
初回査定金額は2,812万円、で予測金額まで近づき、ここから本格的な調整をし、建材その他材料変更や、工法の変更により、予算を切り詰めて行き、3回目修正金額が煮詰まり、2756万円まだ調整できたため、N様との予算打ち合わせとなった。

初回見積もり金額より、290万円減額となったが、諸経費を含む総予算からすると、もう少し調整しなければならず、これから一週間で、希望予算まで修正できるかが正念場となる。