さて、3月11日です。
銚子でも何かイベントがあるのか、と思いましたが、たんなる訪問者にはわかりませんでした。
旅館での朝食後、銚子駅まで宿泊者を送っていただけるということで乗車。
10時過ぎに帰る気にもならず、街をふらつく事に。
10日分のブログでも触れてますが街に元気が無いのは風評被害?
それとも、月曜だから?
まず、ヤマサ醤油でオットー君と再開。
運転が難しそうな機関車です。
2年前に充填工場を成田に移したそうで、仕込みのみこちらで。
製品はステンレスタンクローリーで運んでいるみたいです。
ついで仲之町から銚電乗車。
一日乗車券は限定品の1000形電車柄。
車内は普通の柄なようです。
さっきまでいた犬吠で下車。
ぬれ煎餅をもらいます。
この限定切符だと、券を切り離さないでもハン押して、一枚くれます。
まあ、切符は記念に欲しいですから。
犬吠埼の灯台へ行っても誰もいないし、店も開いてないし。
もう昼だというのに、観光バスも来ないからランチ営業なしなんですかねー。
灯台入場は99段もの階段の昇り降りは辛くなったのでパス。
風も強く寒かったこともあります。
駅に戻ったら、次は下り、外川まで一旦いって、折り返しで銚子に帰り、昼ごはん。
鐵ちゃん席に座りました。
優先席ですが、もう優先されても良い年ですから。
久しぶりに駅前の かまち に。
ここ、煮魚うまいし、地魚の握りも出してくれます。
銚子のつりキンメでも頼みたいところですが、夫婦二人で食べきる自信はないのでパス。
今度子鐵ときた時に。
代わりに新鮮なイワシ料理にしてます。
地元でないとありつけません。
落ち着いた所でフレスコ画を見に。
馴染みのない絵ですが、バチカンにミケランジェロの作品があります。
漆喰を塗り込めた上に絵を書いていく技法で、石灰が顔料を閉じ込め長期に渡り綺麗な状態が続くと。
10年ほど前にヒゲタ醤油工場内に制作したものです。
これを見るのが今回の目的の一つです。
ちなみに見に行くと醤油をくれます。
残念ですが撮影禁止、ネットで探してください。
あと100年ほどすると風格が出るそうです。
皆様お楽しみに...。
ヤマサ、ヒゲタ両社とも表立って同じルーツと書いてませんが、この2社の歴史をたどると、稲むらの火の逸話の有る、和歌山湯浅の濱口家にたどり着きます。
なんか、300年以上前に、京都の帆布屋さんみたいな事情があったのですかねー。
帰りの特急はグリ-ン車、大人の休日倶楽部カードを使っていたら結構ポイントが溜まり、引換券を送って来ました。
3月末までですので使えてよかった。
同時にお飲み物の引換券も付いて来ましたので車販のお姉さんからコーヒーを。
まあ、空気輸送列車でした。
私達を入れて車内は3人、遠慮なくグースカ寝てきました。