（記事より一部抜粋です。）
食べる前に儀式的な行動を取ることでより美味しく感じ、食事を楽しむことができるかもしれません。
ミネソタ大学のキャスリーン・ボフス氏（Kathleen Vohs）らの研究によると、食事前の儀式的な行動と食体験の満足度との関係性を検討しました。
実験では、参加者にチョコレートを半分に割ってから食べるなど決まった手順を踏んでから食事をし、味や風味の評価をしてもらっています。
結果、決められた手順を経て食事を行う人は、より時間をかけて味わい、風味が良いと評価する傾向が確認されました。
普段、理由や意味を考えることなく、習慣になっている「いただきます」は食事の満足度を高め、食事をより美味しく感じさせているかもしれません。
（感想）
日本人ならば食事の前に
「いただきます」の挨拶をすることは
もう赤ちゃんの頃から当たり前に行われる躾の一つですが、
海外のほとんどの国では、この
「いただきます」という挨拶はないのかな？
私も海外の方と食事を共にしたことはありますが、
キリスト教の方であれば、「お祈り」をすることはあるようですが、
「いただきます」「ごちそうさまでした」という文化はないようです。
だから、
こんなことも研究対象になるのでしょうか。
でも最近は日本に住んでいても、
「いただきます」
をいう人は少ないのかもなぁ、という感じもします。
お昼休み
「いただきます」
の声はあまり聞こえてきません。
