皆さん
『レジリエンス』は聞いたことありますか? レジリエンスとは心の修復力のこと
『心のバネ』
『心の筋力』
などいろんな表現方法があります。
レジリエンスが高いとうまく
ストレスに対処できるようになります。
ここで題名の
『完璧主義者は損をする』について
『どういうこと?』
と思われた方もいるでしょう。
完璧主義者は
レジリエンスの低い要素を兼ね備えています。
レジリエンスが低い要因は
誰しも兼ね備えています。
だから『レジリエンスが低いから』
と落ち込まないでください。
今回は、レジリエンスを鍛える方法
そして完璧主義者のデメリットについて
①『レジリエンスが低い』の要因
②レジリエンスの低い人の特徴3選
1.分断思考
2.極端思考
3.先入観思考
③完璧主義を治す考え方
④まとめ
の順で解説したいと思います。
レジリエンスの世界は広いです。
詳しい説明をすると本が書けてしまいます
なのでここの話は
レジリエンスの一部分だと思ってください
【①『レジリエンスが低い』の要因】
レジリエンスが低い要因は
様々なものがあります。
幼少期の時代背景
デフォルト(無意識)
教育環境
個人の考え方 …など様々です。
なかでも一番考えられるのは
学校教育と脳の仕組みです。
【学校教育について】
学校教育では常に競争が待っています。
明確な成績の点数勝負。
勝手に比べられた方も多いと思います。
そして成績が悪いとレッテルを貼られたり
成績がいい人よりも劣っていると
競争心を燃やしてしまいます。
そう、学校はレジリエンスを
低めてしまう場所です。
むしろ先ほどのものは、
完璧主義者の典型例です。
この状態では、ストレスを受け流すことは
できないでしょう。
(先ほどの完璧主義者の典型例は、自分が
経験したものと同じです)
学校の求めるものと、社会で求められる
ものは違います。
そのことを頭に入れておきましょう。
【脳の仕組みについて】
脳は狩りの時代(いわゆる縄文時代)から
ほとんど変わっていません。
なぜなら進化のスピードが、
世の中の目まぐるしい変化に
追いついていないから。
特に狩りの時代は今よりも安全では
ありません。
だから常に危険と隣り合わせ。
楽観的に活動すれば、命を落とします。
だから、ネガティブに考えたほうがうまく
生き残れた。
このように、自分たちの祖先が
やっていた考え方が、レジリエンスを
低める原因になっているのです。
ここまで学校と祖先の考え方が、
レジリエンスを低めると話しました。
ですか、あなたがこれからの考えを
改めれば必ずレジリエンスは高まります!!
少し深呼吸をして次へ進みましょう。
【②レジリエンスの低い人の特徴3選】
①ではレジリエンスが低い理由について
学校や脳の仕組みについて書きました。
あなたはこの3つに当てはまっていないか
確認しましょう。
【1.分断思考】
最初の分断思考とは
『好きか、嫌いか』
『いいか、悪いか』
などのように二極化して考える方法です。
このパターンの論争ってよく聞きますね。
(自分は、お菓子でもよくあるこの論争に
あまり付き合っていません)
このパターンは、狩りの時代にも
よくあったといいます。
『敵か、味方か?』
『戦うか、逃げるか?』
『食べられるか、食べられないか?』
『安全か、危険か?』
まさしくぴったりです。
これの何がいけないのでしょうか?
これはもし、自分で何かを決断するとき
『これか、これか』と考えて
どちらもうまく行かなかった場合
『なんで失敗するんだ!!』と
自分を攻めたて、ストレスからうまく
立ち直りづらくします。
あまり良いことではありませんね。
その解決法について
『内田和俊』先生は
『レジリエンス入門』で
『最低3つの選択肢を入れましょう』
書かれています。
これができれば、2つ失敗しても
余裕を持って行動することができます。
最低3つ。できる範囲でやりましょう。
【2.極端思考】
極端思考、
この言葉で察しはつくと思います。
そう、
『こうなったらダメだ!!』
『間違ったら死ぬしかない!!』
『就職落ちた、死ぬしかない!!』
のようなものです。
(特に3つ目は『Google』で検索したら
ヒットしました)
この極端思考は、
自分が学生時代の頃にやっていました。
このパターンの問題点は、
『一つのことで失敗すると極端な考えへ
行ってしまうこと』です。
コロナ禍で失業して、自殺された方が
たくさんいましたが、
これが原因の可能性があるでしょう。
1.分断思考 よりも、あまり良くないですね
こうならないためにも
『他の道があるよ』
『これが全てではないよ』
と周りが教えたり、自分自身で
意識して変える必要があるでしょう。
【3.先入観思考】
この言葉は自分で作りました。
先入観思考とは、『こうあるべきだ』
『こうなるべき』『これが当然』
のように自分の価値観が強くでた思考法。
このような人は、生きづらくなります。
というのも、自分が思う常識に
周りが合わせるくれるようなことは
ないからです。
どれだけ常識が正しくても
その常識はみんなの
常識ではないこともあります。
これがひどくなると
『頭が固い』『頑固』などと呼ばれる状態。
これは人が離れていく
原因になってしまいます。
(これには自分も相当悩みました)
この解決方法は、
感謝をすることです。
今やっている仕事には、
お金を稼ぐ以外の理由もあります。
自分が生きているのに
誰かの助けがあってこそ
成り立っています。
当たり前は存在しない。
その当たり前に感謝することこそ
レジリエンスを上げることにつながります
(自分は池上彰さんの
『なぜ僕らは働くのか』という本を
きっかけに先入観思考を解きました。)
簡単なやり方としては、信頼している人
に『ありがとう』と言うのはどうですか?
1日1回のポジティブなアウトプットで、
より仲が良くなりますよ。
ぜひやってみてください。
【③完璧主義を治す考えかた】
完璧主義者が多い年代はご存知ですか?
実は『若年層』に多いと言われています。
というのも彼らが生まれた時代は、
今までよりも特に競争が激しいからです。
学校の成績や、部活が競争の場だった
昔と違います。ネットでは『いいね!』
の数やフォロワーの数…。
子供でも、ネットに気楽に参加できる
時代では、自分より上の人に劣等感を
抱きやすい。
これが完璧主義の生み出しやすい現状です
ではどうすればいいのか?
『失敗してもいいからより良い方向へ
導こう』というようなマインドが必要です
他にも何回も失敗する
のもいいかもしれません。
【④まとめ】
今回はかなり長くなってしまいました。
過去に読んだ読書の集大成。
つい本腰を入れて書いてしまいました。
では本日のまとめ
①レジリエンスが低い要因は
『学校教育』や『脳の構造』などにある
②レジリエンスを高くするには
考え方を意識して変えよ
③若い人ほど完璧主義者になりやすい。
『失敗してもいい方向ヘ!』と考えよう
今回はここまでです。
より良い記事作成のために
良かった点・悪かった点をコメントで
返していただけると嬉しいです。
それをもとに改善を重ねていきたいと
思います。
Twitterのほうでもノーレッジ・ホームズ
として活動しているのでぜひ遊びに
来てください。
本日も最後まで見ていただき
ありがとうございます。
参考書籍
『レジリエンス入門:折れない心のつくり方』
(内田和俊、ちくまプリマー新書)
『自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス』
(メンタリストDaiGo、株式会社PHP出版所)
『学びを結果に変えるアウトプット大全』
(樺沢紫苑、サンクチュアリ出版)
『なぜ僕らは働くのか:君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』
(池上彰、株式会社学研プラス)
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