鳴中ブログ

~鳴門中学校の日常をお伝えします~

『いのちの授業』平野文子先生をお迎えして

2015年12月17日 09時50分28秒 | 日記
 12月7日(月)1学年総合的な学習で,平野文子先生をお迎えして『いのちの授業』を実施しました。
「今ここに生きてくれていることが一番大切なこと」平野先生ははっきりとそうおっしゃいました。その言葉は,生徒のみなさんの心にストレートに響いたようでした。自分のいのちを大切にすることが周りの人たちを大切にすることにつながること,また,その大切ないのちがどうやって生まれて育っていくのか,写真や図,おなかの中で育っていく様子や赤ちゃんの人形など,たくさんの教材を準備してくださり,いのちの大切さをわかりやすくお話しくださいました。
 また,後半は「印象ゲーム」というゲームを通して,自分の周りの人たちのことを見た目や印象だけで判断していないかを生徒のみなさんに問いかけ,そのことについてしっかり考えました。最後は,実際の赤ちゃんの重さのある赤ちゃん人形をだっこし,ひとりひとりがいのちの重みを感じていました。



【生徒の感想から】
・私一人だけの命ではなく,たくさんの人たちに支えられてきた1つの大切な命ということ を今回の授業で改めて知ることができました。どんなことがあってもその1つしかない命 を自分の手で絶たないように,また他人の命も大切なものなので傷つけないようにしたい です。差別も人の命を傷つけてしまうものなので,差別やいじめもなくしたいです。
・授業の最初に校長先生が「君たちが生きていることはとても意味のあることです。」とおっ しゃっていたことが印象に残っていたのですが,授業を受けてさらによくわかりました。
・3000mの山を登るエネルギーが出産には必要だと知って,母や女の人は強いなと思いまし た。僕には耐えられないと思いました。これからはもっと命を大切にし,命のバトンをつ ないでいきたいと思いました。
・授業を聞いて,「いのち」ってすばらしいなぁ。「いのち」ってすごいなぁと思いました。 そして,産んでくれたお母さんにも,私が生まれたとき,1番にかけつけてくれたお父さ んにも「ありがとう」の気持ちでいっぱいになりました。
・ぼくが大人になり,結婚して妻ができたら,赤ちゃんを産む妻を応援したいです。そして, 産まれてきた赤ちゃんを大切に大切に育てていきたいです。
・普段,何気なく暮らしている毎日だけど,生きていることだけですばらしいということを 忘れずに幸せな毎日を送りたいです。自分や周りの人の命も大切にしたいです。
・今までぼくは親はあまり好きではありませんでした。でも,先生のお話を聞いて「今まで のことは自分のためだったんだ。」など,新しい考えになっていくようになりました。あり がとうございました。

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