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🎥 キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱 Radioactive

2024-05-28 14:58:45 | 観物/聴物
🎥 キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱
2019年製作
Radioactive
上映日:2022年10月14日
製作国:イギリス
上映時間:110分
ジャンル:ドラマ 恋愛 伝記
配給:キノフィルムズ
≪解説 あらすじ≫
 2019年のイギリスの伝記映画。監督はマルジャン・サトラピ、1903年にノーベル物理学賞、1911年に同化学賞を受賞し、女性として唯一2度のノーベル賞受賞を果たしたキュリー夫人を、「ゴーン・ガール」「パーフェクト・プラン」のロザムンド・パイクが演じた。本作はローレン・レドニスが2010年に発表したグラフィックノベル『放射能 キュリー夫妻の愛と業績の予期せぬ影響』(原題:Radioactive)を原作としている。夫ピエール役で「マレフィセント」シリーズのサム・ライリー、娘イレーヌ役で「ラストナイト・イン・ソーホー」「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー=ジョイが共演。
 1893年、26歳のポーランド女性マリア(フランス風にはマリ)・スクウォドスカはパリのソルボンヌ大学で科学を学んでいた。だが、自己主張が強すぎる性格ゆえに担当教授の研究室を追い出されるマリ。苦学生で自前の研究室を持てないマリを、自分の研究室に招くピエール・キュリー。彼は、数少ない女性の研究者であり優れた論文を書くが、教授に楯突くことで有名なマリに注目していたのだ。当初は、身体が目当てかと身構えていたマリだが、ほどなくしてピエールと共同研究を始め、1895年には結婚してキュリー夫人となった。4年がかりの研究で新元素のラジウムとポロニウムを発見するキュリー夫妻。1903年にはノーベル物理学賞の受賞が決まったが、当初の受賞者はピエールのみだった。推薦者に掛け合って妻との共同受賞を認めさせるピエール。だが、阻害されたと腹を立てたマリは、あえて授賞式を欠席した。1906年、通りを渡ろうとしたピエールは大型馬車に轢かれ、46才で亡くなった。大学はピエールの役職だった教授に任命し、研究室の使用も継続された。ソルボンヌ大学初の女性教授となるマリ。しかし、1911年に、マリは大きなスキャンダルに巻き込まれた。ピエールの教え子で助手でもあったポール・ランジュバンとの恋愛が新聞に載ったのだ。同じ1911年、マリにノーベル科学賞の内示がもたらされた。2部門(物理学賞・科学賞)での受賞はマリが世界初の快挙だった。1914年、第一次世界大戦が始まると、マリは長女イレーヌと共にレントゲンの機材を軍用トラックに積み込み、戦場に向かった。負傷すると簡単に手足を切られていた兵士たちは、レントゲン検査によって切断を免れ、マリに感謝した。その数1万人といわれる。長年、放射線に曝され続けたマリは健康状態の悪化に苦しみ続けたが、1934年に66才で亡くなるまでパリで研究生活を続けた。

★★★☆☆
●なんとまあ、伝記の人をこうまで赤裸々に語るとはね。いわゆる扱いづらい女性として描かれているが、
研究者というと、変わった人、という感じもしないではないので、ある意味納得している。それは男性だろ
うが、女性だろうが関係ないともいえる。戦場に赴く夫人と娘が会話していて、今まで何に苦労したか、と
いう話になり、夫人は研究する場所と資金集めに苦労した、と語る。その言葉に、移民として、女性という
扱われ方をして、という背景が隠されているように思うが、彼女はそれは言わない。それだけの意気地がな
いと研究者としても二度のノーベル賞受賞はなかったろうな。しかし、夫への愛は不変だったんだろうな。
その悲しみがよく伝わってきた。

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