雑記帳

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🎥 南極料理人

2024-05-22 18:17:02 | 観物/聴物
🎥 南極料理人
2009年製作
上映日:2009年08月08日
製作国:日本
上映時間:125分
ジャンル:ドラマ コメディ
配給:東京テアトル
≪解説 あらすじ≫
 西村淳の著書『面白南極料理人』と『面白南極料理人 笑う食卓』を原作とした2009年の日本映画。主演は堺雅人。共演に生瀬勝久、きたろう、高良健吾ら個性派が揃う。第50回日本映画監督協会新人賞最終候補作品。2009年度新藤兼人賞金賞、第29回藤本賞新人賞を受賞。南極の屋外シーンは真冬の北海道網走市で撮影された。原作者・西村の出身地でもある。基地内部はセットで再現されており、こちらの撮影は東宝スタジオで行われた。
 1997年。海上保安庁の巡視船厨房で勤務する主計士・西村淳は、当初同僚隊員スズキが、少年時代からの念願であった南極隊員に派遣される予定であったが、バイク事故で怪我を負い、勤務不可能となったので急遽代理で、第38次南極地域観測隊のメンバーとして南極大陸のドームふじ基地に派遣された。妻・みゆき、小学生の長女・友花、生まれたばかりの長男を置いての単身赴任で南極にやって来た西村の任務は、冷凍野菜や缶詰などの備蓄食料を使って、ともに越冬する隊員8名分の食事を用意することだった。ドームふじ基地は、ほかの観測基地から遠く離れた「陸の孤島」であるうえ、標高3,810メートルに位置し、年間平均気温はマイナス54度以下であるため、ペンギンやアザラシといった動物はおろか、ウイルスさえいない壮絶な自然環境であった。貴重な水を得るためには、毎日、外の氷を大量に削り出して溶かす「造水」作業が不可欠であり、節水は絶対的なルールだった。基地の設備は、画像が乱れるテレビ、扉が小さくプライバシーを保てない共同トイレ、日本へ電話するのに1分740円かかるため、時間測定用の砂時計とともに使用される衛星電話など、不便を感じさせるものばかりだった。西村は毎日の食事を工夫し、隊員のストレスを和らげるのに腐心した。様々な日常があって、赴任期間を終えて帰国し、防寒のために伸ばしていた髪とひげを剃ると、西村は長期間南極にいたことに実感が持てなくなったが、家族で訪れた動物園のフードテラスでテリヤキバーガーをほお張ったところ、思わず「うまっ」と叫び、味覚を通じて極限環境との落差を強く感じたのだった。

★★★☆☆
●3.6です。かなり面白いですよね。観測隊の毎日は、決められたことをこなしていくことが、必要なんだろうな。
それも何にもない雪原、ブリザードもあるだろうし、ある意味危険な場所での観測である。限られた人数、限ら
れた空間での1年半は、長いんだろうな。そこでの楽しみは、ある程度の飲酒とか、ちょっとした娯楽のみ。あと
は、食べることと寝ることぐらいなんだろうな。その楽しみの一つ、食事担当が、本作の主人公。一人が1年間に
食べる量はおよそ1トン。食材だけで8トンを持ち込むわけだ。夜食にラーメンを食べる者が多くて数か月で枯渇。
タイチョーはラーメンがなくては生きていけないと涙ながらに訴える。何とか他の材料で麺を造り、スープを作り
ラーメンが出来上がり、オーロラが観測できるぞ、の声にもラーメンが伸びる、とオーロラはほったらかしだ。
極限状態では、様々なことが起こりうる。そうしたことを乗り越えて、任務を遂行していく。日本に帰ってきて、
日本での日常と比べるとなんと、落差があることか。特に日本は恵まれている。それを知らない日本人のなんと多
いことか。ああ、そういえば災害がたて続けに起こってましたっけね。

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