ウェストブルック契約延長

ラッセル・ウェストブルックがサンダーと3年85milで契約延長

ウェストブルックは男の中の男ですよ！
まさかデュラントがサンダーから出て行ってしまい、本格的にウェストブルック本人にも移籍の噂が流れていた真っ只中での契約延長。
普通ハイ分かりました、とサラッとできることではありません。
まだ公式のアナウンスはありませんがほぼほぼ決まりと受け取っても大丈夫でしょう。

今回の契約延長ですが、一般的にチーム状況が上り調子であったとしても一旦FAになってからじっくり考える選手が大半のこのご時世です。
ウェストブルックはまだ契約を1年残しての決断なのでかなり先走っているのがわかると思います。
今回の契約は2019-20シーズンまで保障されており(最終年はプレイヤーオプション)、現在27歳のウェストブルックは31歳まで、つまりNBA選手としての絶頂期を今と未来のサンダーに捧げることを意味します。
改めてになりますが、デュラントがお金ではなく優勝を求め移籍した手前、イバカがサンダーに不満を漏らしサンダーにトレードされてしまった手前、自分自身にトレードの噂が出ている手前です。
噂通りに動けば特に批判を受けることなく強豪へ、優勝が近いチームへ移籍も容易だったはずですから。
オフシーズンながら強心臓すぎますね。

ウェストブルックは少しも自分の意見を変えていませんでした。
トレードの噂が立った時もその噂を一蹴して契約延長する意思を見せました。
普通はどんな選手でもリップサービスで必ず言うのです。
もしそれが現実になったとしてもダラダラと長くなり結局は1年後FAになったくらいのタイミングなんです。
その間にはたくさんの噂が出るでしょうね。
それが今回はどうでしょう？

デュラントが移籍して1ヶ月しか経っていません。
契約延長の噂なんてこれっぽっちも立っていませんでした。
いかにウェストブルックが早く決断したかを物語っています。

そういえばウェストブルックは負けず嫌いで目立ちたがり屋でした。
カリーがミラクル3Pを決めれば、カリーとは似ようにも似つかない綺麗とは程遠いフォームですぐさま3Pを放ち対抗しますし、相手がポストアップをして来れば返しのオフェンス必ずポストアップで対抗します。
ここ数年のオールスターでは特にそれが顕著で、悪い言い方をすると空気を読まずひたすらシュートをすることで2年連続のMVPを獲得しています。
全部パフォーマンスもしくはウェストブルックの性格が出てのことでした。

今回の契約延長も世間から
「まさかこのタイミングで、、、」
と思わせるためのパフォーマンスも含まれていたのでは？
とも思っています。

でも決してバカにしているわけではありません。
冒頭にも書いた通り、今回の契約延長本当に感動しています。
こんなサンダーを見捨てず即断即決してくれるなんて、サンダーファンなら泣いてもおかしくありません。
僕はデュラントファンですが、心が揺れ動いてしまう程の衝撃と感動でした。

サンダー(プレスティ)との間にどんなやり取りがあったかは知りません。
金額・年数ともにMAX契約ではありません。
しかし、ウェストブルックはサンダーを選んでくれたのです。
お金でもなく容易に手に入る優勝でもない。
自らの力でチームを優勝に導く今や死後になりつつある「フランチャイズプレイヤー」という選択肢を取りました。
デュラントがオールスター軍団を結成して優勝を狙うのと比べれば茨の道でしょう。
でもそんな選手このご時世ウェストブルックくらいですよね。
僕は今後もサンダーを一生懸命応援していこうと心に誓いました。

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