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ロスター15名に残るのは誰だ?

2023年07月20日 | 2023-24 オフ
オフシーズンにも関わらず、ロスターがパンパンなサンダー。
現在契約下に20名(ホワイトのみ契約予定)を携え、シーズン開幕までに最低でも5名カット・もしくは放出し、15名以下にしなければなりません。
今回はロスターの全選手を対象に
”開幕時に残る選手”
をA~Eでランキングしていきます。
※後半はほぼほぼ"残る"よりも"カットされる理由"にフォーカスしています。


まずは現状のロスター状況です。

PG ジョシュ・ギディ/ケイソン・ウォレス/ヴァジリエ・ミチッチ/タイタイ・ワシントンjr.
SG シャイ・ギルジャス=アレキサンダー/アイザイア・ジョー/トレイ・マン/アーロン・ウィギンス/ヴィクター・オラディポ
SF ルー・ドート/ケンリッチ・ウィリアム/ウスマン・ジェン/ジャック・ホワイト
PF ジェイレン・ウィリアムズ/アレクセイ・ポクシェフスキー/ウスマン・ガルバ/デイビス・ベルタンズ
C チェット・ホルムグレン/ジェイリン・ウィリアムズ/ジェレマイア・ロビンソン=アール
(2way契約 キヨンテ・ジョンソン)




A~絶対に残る選手~
シャイ・ギルジャス=アレキサンダー
ジョシュ・ギディ
ジェイレン・ウィリアムズ
チェット・ホルムグレン
ヴァジリエ・ミチッチ


1名を除きチームの主力かつ将来を担う選手達。
カットは当然ないものとして、大型トレードが敢行されようともパッケージにはなりません。
ミチッチは今オフに契約した手前、戦力云々ではなくルール上11月までトレードで放出することができないのでAランクとなります。


B~カットはないがトレード放出の可能性あり~
ルーゲンツ・ドート
ケイソン・ウォレス
ジェイリン・ウィリアムズ
アイザイア・ジョー
ケンリッチ・ウィリアムズ


チームの主力選手達。
カットされることはまずないですが、大型トレードが行われた際にパッケージの目玉として放出されてしまう可能性があるでしょう。
過去にもパーキンス獲得の際のクリスティッチや、カーメロ獲得の際のカンター等、プレスティは主力であってもここぞという勝負の際にはトレード放出を厭わないです。


C~カットもトレード放出も可能性あり~
ウスマン・ジェン
アーロン・ウィギンス
タイタイ・ワシントンjr.
デイビス・ベルタンズ


選手によってカットとトレード放出の可能性は変わりますが、総じて開幕時ロスターにいないことが考えられます。
 昨年1巡目指名で獲得したジェンはカットされないでしょう。
しかし、トレードの際最後の一押しやサラリー調整要員としてあっさり放出されてしまう可能性はありそうです。
 ウィギンスは選手としての実力とサンダーのカルチャーをこの中の誰よりも理解しています。
しかし、同じポジションでの役割や強敵が多く、それ故に実力的にウィギンスが勝っていたとしても、役割の兼ね合いでカットされてしまうということも考えられます。
 ワシントンJr.はキャリア1年、昨年のドラフトでは1巡目指名され、サラリーはルーキー契約中でありポテンシャルも非常に高いです。
本来であれば多少無理してでもロスターに残したい選手達ですが、若手が飽和状態となっているチーム状況においては、後からチームに加入したことも相まって他の若手に後れをとっています。
 ベルタンズは現在戦力としては見られていません。
チーム内で一番放出したい選手だと思います。
しかし、チーム内で2番目の高給取りとなっており、そうやすやすとカットやトレードでの放出はできない状況下にあります。
その為だけにロスターの貴重な枠を1つ使うことになりますが、それを考慮した上で獲得したのですからこればかりは仕方ないでしょう。
ちなみにサンダーは数年前に約30Mのサラリーを持ったケンバ・ウォーカーを容赦なくカットした経緯があるため、呆気なくいなくなっていることもあるかもしれません。


D~カット候補~
トレイ・マン
ジェレマイア・ロビンソン=アール
ジャック・ホワイト
アレクセイ・ポクシェフスキー


この4名から最低でも3名、最悪全員カットなんてことも考えられる、当落線上の選手達です。
 マンはサマーリーグで1人気を吐いておりスタッツも申し分なく残しました。
しかし、異様なまでに個人プレイを多用し、PGとして出場していた試合もほぼオフェンス特化でボールコントロールは皆無でした。
このことから既にチームからカットする旨を伝えられているか、本人がそう感じており他のチームから契約をもらうためのアピールをしていた、と考えられます。
ポジション被り、ライバルがチームの主力と中々に不遇です。
 ロビンソン=アールは逆に、ポジション的には貴重なインサイドプレイヤーです。
契約も安価な為、チームとしては残したいところですが、昨シーズンの長期離脱とサマーリーグでの出来を見るに、当落線上にいます。
同じポジションにケガ人が出てしまったりしない限り、自身の挽回でどうにかなるフェーズは過ぎています。
 契約したばかりのホワイトは、契約内容こそ公開されていませんが、契約が保証されていたとしても金額的にも痛手にならないでしょうし、心情的にカットしやすいのでここに入りました。
 ポクシェフスキーはロビンソン=アールと似た立ち位置です。
強いて言うならば1巡目で指名したか2巡目で指名したかの違いによる、期待値とサラリーが考慮されますが、ほぼトントンです。
ホルムグレンがいよいよ始動する今シーズン、見た目も近いポクシェフスキーはカット候補です。


E~カット濃厚~
ヴィクター・オラディポ
ウスマン・ガルバ


 元サンダーのオラディポは、心情的には残って欲しいところですが、ケガにより今シーズン全休見込みです。
残念ながら、その為にロスターの枠を1つ埋めてしまうことはできず、カット濃厚です。
 ガルバはワシントンJr.と一緒に今オフサンダーに加入した若手です.
しかし、サマーリーグに出場したワシントンJr.と違ってチームと合流すらしておらず、自然消滅のようにカットされるでしょう。


以上まとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。
見て分かる通り、NBA入りして数年しか経過していない若手や過去の1巡目指名選手が多くカット候補にいます。
これは、ロスターに枠が残っていたり、若手をじっくり育てていく余裕のあるチームからしたら、恨まれて仕方ないほどの贅沢な悩みです。
裏を返せば、こういったチームはサンダーの一挙手一投足にアンテナを張り、目当ての若手がいつロスターから押し出されるかいまかいまかと待っているわけです。
もしかしたらサンダーは今オフ一番注目されているチームなのでかもしれません。


ちなみにロスター枠はパンパンですが、実は2way契約の枠はまだ1つ残っています。
個人的に期待していることは、リンディ・ウォーターズの2way契約での復帰です。
チームオプションを拒否され、FAとなってしまったウォーターズですが、やはり地元オクラホマ出身ということもあり、復帰を熱望しています。
サマーリーグのコートサイドで既存の選手達となぞに観戦を楽しんでいましたが、かなり意味深です。


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