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2010-11 SACRAMENTO KINGS

2010年10月22日 | 2010-11シーズン展望
再建はまだ続く、キングスです。


IN
サミュエル・ダレンベア
アントワン・ライト
ルーサー・ヘッド
ダーネル・ジャクソン
デマーカス・カズンズ
ハッサン・ホワイトサイド
プー・ジーター
※赤字はルーキーです


OUT
ドミニク・マグワイヤー
ジョン・ブロックマン
ショーン・メイ
アイミ・ウドカ
ケニー・トーマス
ジョン・ブロックマン
スペンサー・ハウズ
アンドレス・ノシオーニ



PG ベイノ・ウードリック/ルーサー・ヘッド/プー・ジーター
SG タイリーク・エバンス/フランシスコ・ガルシア/アントワン・ライト
SF オムリ・カスピ/ドンテ・グリーン
PF カール・ランドリー/ジェイソン・トンプソン/ダーネル・ジャクソン
C サミュエル・ダレンベア/デマーカス・カズンズ/ハッサン・ホワイトサイド

HC ポール・ウェストファル





最初に、キャンプに招待されていたカール・ランドリーの弟マーカスだったんですが、解雇されてしまったようです。あわよくば兄弟で同じチームと思っていたんですがダメでした。兄のカールは弟をロスターに残してもらえるようにアピール活動をたくさんしたみたいです。
NBAはそういった私情が介入できないくらい、狭き門なんですね。


ではキングスの昨シーズンですが、良かった点といえばルーキーが当たりだったということだけでしょう。エバンスはナチュラルポジションのSGでなくPGでプレーしたにもかかわらず、史上5人目の快挙となる20-5-5をルーキーで記録し、文句無しの新人王に選ばれました。
また、初のイスラエル人となったカスピはすぐにスタートに定着し、ケガのガルシアの穴を埋める活躍をしました。
そして途中から加入したランドリーもすぐにフィットしました
恐らくキングス再建最初の年になったでしょう。


今オフは積極的に動きハウズ、ノシオーニと主力で活躍してきた選手を放出し、新たにカズンズ、ダレンベアを獲得しました。人員過多だったウィングを整理して、弱点のインサイドを補強するいい動きだったと思います。
しかし、まだ弱点はありPGの補強の急務となっています。
スタートですが、今のところウードリックになってますが活躍次第ではジーターに変わる可能性も充分にあります。
その代わりエバンスがSGでプレーできるようになったのは大きいです。

ウィングですが、普通に考えればカスピ、ランドリーになると思いますが、トンプソンはベンチに置いておくにはもったいない選手です。なので、ランドリー、トンプソンもしくはカスピ、トンプソンなんてのもあるかもしれません。

そして一番難しいのがCです。
開幕はダレンベアケガのため、カズンズがスタートになると思われますが、ダレンベア復帰後どうなるかです。
カズンズは精神的に問題があると言われていますが、プレーは一級品でダレンベアより活躍するでしょう。
しかし、ダレンベアはケガはしているもののNBAという経験を積んでいますし、最低リバウンドとブロックは頑張ってくれます。
正直悩みましたが、得点に関しては選手が揃っているのと、精神的に難のあるカズンズを使うよりいいだろうとことでダレンベアにしました。
個人的にCはホワイトサイドに注目しています。リーチの長さ、そして7-0(213cm)の身長がありますので、彼が使えればインサイドリーグ屈指になるんじゃないでしょうか。


では今シーズンについてですが、まあ今シーズンも再建の1年になるでしょう。
コアメンバーは揃っているので、あとは周りをどう固めていくかですね。フロントの見せ所というより、選手個人の成長がポイントになってくるでしょう。フロントはチームのペースを操ることができるコントロール系のPGを獲得するのが一番の仕事になります。

チームのエースがエバンスであることは周知の事実ですので、彼がこれからどれだけリーダーシップを発揮できるか、SGに戻って昨シーズン以上の活躍ができるのか、というところなどがカギになってくるのではないでしょうか?


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