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ウェイターズがヒートへ移籍

2016年07月26日 | 2016-17 オフ

ウェイターズがヒートと2年6milで契約

ウェイターズがヒートに移籍しました。
実は7月の中旬、サンダーはウェイターズクオリファイイングオファーを取り下げていました。
サンダーはこれによってウェイターズのキャップホールドを破棄。
簡単に申しますと、サンダーはウェイターズを引き留める権利を放棄したのです。
つまりウェイターズは完全FAでどこのチームとも契約できる状態にありました。

完全FAになった瞬間にネッツが獲得に動いている噂が立っていましたが、結局ほどなくしてヒートと契約しました。
たった10日間程で契約が決まるのは予想通りだと思います。
それだけ実力のある選手ですしね。
しかし予想外だったのが金額です。
今までルーキースケールながら4~5mil/年もらっていた選手が3mil/年ですから、近年のサラリー高騰を含めこれは安いです。
もちろん活躍していない選手とかなら分かりますが、バリバリローテーション入りしており成績も残していた選手だけに、だったらサンダーに残って欲しかった気持ちは少しあります。

しかし、そもそもサンダーはウェイターズに対し不義理を働いてしました。
ウェイターズがオフィシャルで残留したい意思を明確にしていたのに、あろうことかクオリファイイングオファーの取り下げですからね。
残りたいと公言していた選手をサンダーは否応なしに切ったのです。
もちろんウェイターズもリップサービスだったかもしれませんし、サンダーにも契約上の何かしら期日があったのかもしれません。
しかし、だったらせめて制限付きFAのまま他チームの契約にマッチしないのが義理かなと。
ウェイターズ程の選手が契約をもらえないとも思いませんしね。
これでサンダーに残って欲しいは芯が通らないです。


ウェイターズと言えば2015年の1月にトレードでやってきました。
当初はセルフィッシャーとの呼び名が高く、案の定その呼び名に恥じないプレーをしていたのです。
ボールを持てばパスを回すことなくずっと保持し続け、最後は必ずシュートでフィニッシュ。
身体能力が高いだけにたまに上手くいってしまうのがまた良くなく、プライドの高い選手の典型だったのです。
しかしサンダーでプレーしているうちに徐々にプレースタイルは変化していき、その変化は目に見て取れたのでした。
シュートセレクションが良くなり、シュートの確率は上がります。スポットシュートがサンダーの武器でえありました。
また、ディフェンスでの頑張りも光っており、直近のプレーオフでは彼のディフェンスに助けられた場面がいくつもありました。

今オフドラフトのタイミングで近いプレースタイルのオラディポがやってきた瞬間僕はウェイターズがいなくなるのを覚悟しました。
1年半の所属ながら愛着はもちろんあるものの、明らかな上位互換ですし。
一緒にプレーしても観ていて楽しいだろうとは思いつつも、デュラントの処遇が決まっていないタイミングでもあったため予想の範囲ないではあります。

不義理は本当に申し訳ないですが、新天地での活躍を期待しています。

ウェイターズ今までありがとう!


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