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オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

ロスター15人確定!

2016年10月25日 | 2016-17 オフ


気づけばNBA2016-17シーズンの開幕が明日に控えております。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

さて、各チーム開幕に向け着々と準備を進めてきました。
そして毎シーズン恒例のキャンプロスターから開幕のロスターへ向けての選手のカットも盛んでありました。

このタイミングで毎年様々なドラマが生まれています。
既存でロスター残留確実と目されていた選手がまさか無名のサマーリーグあがりの選手にロスター枠を奪われてしまう
なんてことは毎年あることですが、やはり驚かせれてしまうものです。

既存メンバーもしくは有償保証契約を交わしていた選手にとってはまさかまさかのカットでファンとしても衝撃ですし、
一方無名から登りつめた選手はようやく掴んだNBAドリーム
これもまたファンとしては衝撃なんです。

今シーズンの例としてあげられるのは、
キャブスでロスター入りしたデアンドレ・リギンス。
サンダーにも所属していたことのある選手でしたが当時オフに暴力事件を起こしてしまい敢え無くFAへ。
それから数年、キャブスとしてベテランのダンテイ・ジョーンズを引きずり起こしての再度NBAに復帰となりました。
これはどちらかというとリギンスの凄さに衝撃する方ですね。

その他、カットされた選手には
サンズで決勝弾を沈めた経験のあるアーチー・グッドウィン。
コービー不在時には常にレイカーズでスタートで出場していたアンソニー・ブラウン。
同じくレイカーズでわざわざ中国からNBAに復帰したイ・ジャンリャン(自らカットしてくれと申し出たらしいですが)
グリズリーズからはその身体能力の高さで放つダンクでサマーリーグ、プレシーズン、ファンを大いに盛り上げしまいにはダンクのレジェンドカーターと対談までした知る人ぞ知るDJ・ステファンズ。
etc

「えっ!?まさかこの選手が!?」
のオンパレードでした。

さて、そんな中サンダーも例に漏れずそんなカット劇がありました。
では確定した15人のロスターです。

PG
ラッセル・ウェストブルック #0
キャメロン・ペイン #22
セマジ・クリストン #6

SG
ビクター・オラディポ #5
アンソニー・モロー #2
アレックス・アブリネス #8

SF
アンドレ・ロバーソン #21
カイル・シングラー #15
ジョシュ・ヒュースティス #34

PF
ドマンタス・サボニス #3
エアサン・イリャソヴァ #7
ニック・コリソン #4

C
スティーブン・アダムス #12
エネス・カンター #11
ジョフリー・ロヴァーン #77

赤色:ルーキー
緑色:新加入
青色:キャンプ契約

はい、とまあ分かりやすくキャンプ契約の選手を記載してみました。
なんとキャンプ契約だったセマジ・クリストンが同ポジションで有償保証契約だったロニー・プライスを押しのけロスターに残ったのです。
実は2014年の55位指名でサンダーが交渉権を持っていた選手で、その年から毎年サンダーのサマーリーグには参加していました。
そしてシーズン中にはサンダーの傘下であるオクラホマシティ・ブルーで経験を積んでいたのです。
そして今回その努力が報われロスター入りしたというです。
これは凄いとともにおめでたいことですね。
実はクリストン、2014年ドラフトの同期にミッチ・マクゲイリーとジョシュ・ヒュースティスがおり、ようやく同期に追いついた形になったのです。

しかし、おや?
その2014年ドラフト華の1巡目指名を受けたマクゲイリーさんがいらっしゃらないじゃないですか。
そうです。
今回もう1つのドラマそして衝撃だったのがマクゲイリーのカットでした。
前述の通りマクゲイリーは2014年のドラフト1巡目でサンダーに加入。
以降DリーグとNBAを行ったり来たりしつつ、時には怪我をして試合にすら出れないそんな日々を過ごしていたのです。
正直そんなに活躍はしていませんでした。
しかし、チームからすれば貴重な1巡目指名の選手であり自分達でベストと判断した選手でもある為、少なくともルーキー契約期間の4年は大概のことがない限りロスターに残るものなのです。

そう、大概のことがなければ。
今回サンダーはその通例から外れました。
本来手塩にかけて育てるべき人材をみすみすカットしたのです。
理由は単純、ドラッグです。
マクゲイリーは昨シーズン終了時にリーグで禁止されているドラッグに手を出してしまい2016-17シーズン開幕から10試合の出場停止処分を食らっていました。
しかもこれが初めてではなく2回目だったのです。
厳しい言い方にはなってしまいますが、ろくに活躍もしていない選手が勝手にドラッグで出場停止処分を受けているのです。
チームからしたらただのお荷物でしかないですよね。

まさかの、とは書きましたが実はPFも増えてきていましたし少しはカットも予想はできていました。
チームからしたら意外ではなく当然の判断だったのだと思います。

そして余談にはなりますが、実は同年ドラフトのマクゲイリーとクリストン、他にも共通点がありました。
実はマクゲイリーとクリストン、高校でも同学年・同サークルに所属していたのです。
当然ドラフトの結果から優れていたのはマクゲイリーだったのですが、数年後にこんな形でクリストンに抜かれてしまうとは、両者ともに考えてもいなかったことでしょう。
なので、そういった意味では今回クリストンが引きずり落としたのはプライスではなくマクゲイリーなのかもしれません。



さてさて、実はサンダーまだイベントが残っています。
それは2013年ドラフト組の契約延長です。
サンダーにはアダムス、ロバーソン、そしてオラディポと3人もいるんですね。
曖昧ではありますが、10末までに契約延長をしない場合は2017年オフ制限付FAとなってしまいます。
特にアダムスに関しては放っておいても勝手にMAX契約が飛んでくる級の選手です。
ロスター整理も終わって、そちらに避ける時間は増えたはず。
願わくば早々と契約延長を済ませて欲しいところです。

吉報を待ちます。


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