魚鳥木、申すか?申さぬか?

ぎょ・ちょう・もく、申すか?申さぬか?
申す!申す! 魚⇒ニシキゴイ。鳥⇒ニホンキジ。木⇒制定無し、花は桜と菊

右脳開発日記(11)

2017年08月18日 | 右脳開発日記
右脳開発日記(10)の続き

『七田眞の右脳を使って豊かな人生を生きる101の知恵』
32ページより抜粋

「10『良妻賢母』のすすめ」

家庭の大黒柱は、今も昔も父親の役目ですが、それを支えるのは「良き妻」であり「賢い母」なのです。

家庭の愛情の要は、なんといっても「母親」です。そこが狂うと家庭は崩壊します。右脳は愛情がなければ開花しないのです。


との事、フムフム

「良妻賢母」とは、なんぞや? と言う事で、『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』で確認しました。 「女子の本来の任務は家を整え,子を産み,子を育てることにあるとする思想に基づいた婦人の理想像を表わした語。つまり,よき妻であり賢い母であることが婦人の理想とされ,したがって教育の目標とされた。この語は明治初期から用いられはじめたものであるが,その背景には,封建制社会のイデオロギーである儒教の男尊女卑思想があり,この思想のもとで女子には知的教養は不必要かつ有害とされ,同時に女子の社会活動が著しく制限された。維新以後男女同権思想が移入されながらも,ほとんど定着せず,良妻賢母を理想像として掲げ,男子に比べて著しく低い,技芸にかたよった教育が高等女学校を中心として実施された。明治以後,第2次世界大戦終了まで日本の女子教育の基本理念であった。」
とのこと。

ん~とっ。この辞典に記載されている「良妻賢母」なんて嫌です! 女性の素晴らしい能力を 都合良く家庭に押しこめているだけじゃん!

他に何かないかと調べていたら、「良妻賢母」の語源は中国の「賢妻良母」とのこと。という情報に出会いました。
「中国では奥さんとは夫、子供、そして家族や親戚との関係を上手く処理し、教育にも深い理解があり、旦那の良き理解者でありながら耳に痛いアドバイスも上手くできる人のことです。このような役割は企業の副社長や専務と同じであり、自分の価値観をしっかり持ちながらも矛盾やトラブルを解決する賢い人でなればとても勤まりません。

妻の役割は夫に対するものであるのに対して母の役割は子供に対するものです。子供にとっての理想的な母親像は優しさと愛情を示し、困った子供がいつでも安心して戻れる「基地」になることです。これが良母の意味するところです。一人二役ですが、順番が違います。賢妻になれてこそ良母になれるのです。」

との事。 

フムフムフム!
自分の価値観をしっかり持ちながらも矛盾やトラブルを解決する賢い人と言うのがポイントですねっ!

仕事や生活や子育てでお互い疲れ精一杯。 あくせく生き、時には夫婦で喧嘩したり、何かと苦労しながらも、何とか助け合って生きていくのが夫婦。妻に家庭生活を押しつけるのは男として最低な事です。

自分の価値観をしっかり持ちながらも矛盾やトラブルを解決する賢い人となり
「感謝する心」「共感する感覚」「信じ合える間柄」「笑い合える環境」をもって家庭生活を営みたいです。

右脳開発日記(12)へ続く


良妻賢母主義から外れた人々――湘煙・らいてう・漱石
関口 すみ子
みすず書房


七田眞の 右脳を使って 豊かな人生を生きる101の知恵
七田 眞
創藝社


良妻賢母 (PHP新書)
池内 ひろ美
PHP研究所

本の内容紹介
家庭力を高める!夫婦・親子円満のカギは女性にあり!「良妻賢母」なんて、時代遅れだとお考えですか? そんなことはありません。夫婦や親子のかたちが多様に変化する現代、それにふさわしい妻や母としての姿があるのでは。「百組の夫婦は二百通り」「夫のプライドを傷つけない」「マネジメント能力の高い妻になる」「夫の浮気は責め立てない」「子どもの感情と共鳴する」「わが子がいじめられないために」「子どもに媚びない親になる」「家事や育児は完璧でなくても大丈夫」「家族に『ありがとう』を伝える」「老いた親となったとき」――良妻賢母の存在が、円満な家庭をもたらします。そして、何よりも女性にとって幸福な生きかたにつながるはず。今だからこそ求められる、良き妻・賢い母とは? そして、よい夫婦とは? 家庭問題コンサルタントが、豊富な経験をもとに提案します。あなたにとっての家庭のあり方を考えるヒントになれば幸いです。

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