虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

黄昏のモノローグ~うまくいっている時こそ~

2017-12-12 07:38:59 | 小説
*このお話はフィクションです。

 娘が国立大学へ推薦入試で合格した。

 私が2浪しても手の届かないような大学だ。

 娘は私の高校時代と比べると1000倍以上は勉強していた。

 部活もやり、その後は塾で夜10時まで勉強するというスタイルを三年間貫き通した。


 彼女の努力と合格を勝ち取ったことに心からお礼を言いたい。

 おめでとう。そして、ありがとう・・・。

 
 いつも仕事ばっかりで全く父親らしいことをしてこなかった自分・・・。

 妻にもよく育てていただいたことに感謝したい。



 土曜日の講演会も無事にやり遂げることがてきた。

 講演会後のアンケートに

 「本音で話していただいたので勉強になった」

 「話を聞いた後、あたたかい気持ちになりました」

 と書かれてあった。


 うれしかった。



 しかし、こんな時こそ、謙虚さを大切にして生きていかなければならない。


 娘の合格もみんなのおかげ・・・。

 講演会がうまくいったも、今までの辛い経験があったから・・・。


 心からそんなことを思っている。


 釧路の街は寒い風が激しく吹いている。

 人生は逆風に向かって生きているようなもの・・・。

 
 今日も一日を誠実に精一杯生きよう・・・。


 今週も土曜日も日曜日も仕事だ。


 仕事をさせてもらえるたけで有難い・・・

 そんことを思えるようになってきたかなあ・・・

 やっと50歳になって・・・。

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