虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

「あなたはあの日の夢を・・・」

2021-04-05 13:14:18 | 小説
4月のこの時期になると今井美樹の「思い出しただけ」が聴きたくなる。

「あなたのあの日の夢をかなえたかしら・・・」

浪人しているときに付き合った女性がいた。

日曜日の夕方に近くの公園でよく話をしていた。

私の夢の話を好意的に聞いてくれる優しい女性だった。

部屋に戻ると、当時流行っていた今井美樹のアルバムをよく聴いた。

この曲はそのアルバムの中に入っていた。

隠れた名曲だった。

あれから33年・・・

「あの日の夢」は何だったのかなあと思う。

「つまらない大人」にはなりたくないと言っていたけれど、
当時、嫌がっていたつまらない大人の生き方を必死でしている今の自分。

生きるため、お金を稼ぐため、家族のため、
必死になってつくり笑いをして生きている。

負けてたまるか

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