「赤旗翩翻大衆進」大山郁夫
翩翻(へんぽん) 旗などがひるがえること
3.11以降の反原発運動の時、国会前や総理官邸前で主催者?側から「労組の赤旗をおろしてほしい」と要求されたことがあった。どうやら労組の旗が「市民」を遠ざけると思ったらしい。彼らのあの思い上がりはどこから来るのか。昔、原水爆禁止運動の時、〇系が〇系に赤旗おろせと嫌がらせをしたことがあり、その時は〇系は猛反発したのに、今度は自分たちが同じことをしてきた。これで選挙で勝てるわけがない。赤旗ひるがえり大衆は進むのだ。
大衆は動く(大山郁夫著)
1930年(昭和5年)
大衆は動く(大山郁夫著) - NDL Digital Collections - 国立国会図書館
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1269135
目次
第一編 勞農黨の旗の下に
新勞農黨樹立の提案まで/3
新勞農黨樹立の時期に直面して/32
勞農黨の樹立に際して同志へ!/60
勞農黨の政策の必然性/67
立候補に際して/79
總選擧戰の渦中から/83
選擧鬪爭から議會鬪爭へ/87
第五十八議會の印象/115
第二編 民主々義批判
一 ブルジョア民主々義批判/129
二 デモクラシーの槪念 その批判的解說/134
三 デモクラシー思潮の生成發展の史的背景/147
四 反抗思想としてのデモクラシー/150
五 『自然法』および契約論/157
六 ブルジョア革命の精神/165
七 ブルジョア國家生活に於ける友愛/174
八 自由と平等 矛盾する二つの命題/183
九 多數決主義と少數者支配/193
第三編 ブルジョア社會の諸斷面
英雄的階級・階級的英雄/205
社會民主々義者の夢を一笑に附して/230
金解禁と議會解散問題の交錯/234
若き新聞記者諸君へ!/249
社會民主々義者の敗北!/252
第四編 演說集
新勞農[黨]樹立の歷史的意義/259
同志山宣の死と[我]々の決意/291
大衆の行進を見る/302
東京第五區の勝利は大衆の勝利だ！！/319
ブルジョア議會の最初の印象/330
大衆の審判を待つ/344
附錄
新勞農黨樹立の提案/359
勞農黨の宣言・綱領・政策/419
