中学時代に知った谷川俊太郎さんの作品で、
「生きる」
という詩があります。
「生きているということ」とはどういうことか、
それをつづった詩です。
のどがかわくということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
泣けるということ
笑えるということ
(一部を抜粋しました)
18日朝、入院中だったお友達が天国へ旅立ちました。
先週、千羽鶴を作ってお届けしたのですが、
願いは届かなかったようです。
彼女とは、2001年の大ちゃん夏ライブ後に、友人を介して知り合いました。
以来、会う機会が増え、いろいろと遊んもらいました。
自分がつらくても弱音をはかず、周りの人の気遣いをするような、
心がきれいな、とても気持ちの優しい人でした。
それでいてとてもパワフルで、
去年はヒロの握手会へ参加するだけのために、
わざわざ茨城から大阪まで飛行機で飛んできたりもしました。
今回の病気治療も、お医者さんがビックリするほど前向きに臨んでいたそうです。
なんで彼女が病気にならなきゃいけなかったんだろう。
あんなに頑張って治療していたのになんで…。
彼女が一昨日朝、永い眠りについたという連絡は、その夜、ご家族の方からメールで頂きました。
帰省のため、私はちょうど新幹線に乗り込んで席についたところでした。
届いたメールを見て、一瞬では内容を理解できませんでしたが、
何度も読み返すうちに涙が出てきてしまい、
あわてて席を離れ、ひとけのないデッキへ。
人がいないこと、電車の走行音が大きいことをいいことに、
多分声をあげて泣いてしまっていたと思います。
そこで他のお友達へ連絡をしたりしていたのですが、
降車駅へ到着するまで、ほとんど泣き通しでした。
実家へ着いて、久しぶりに家族と話している時は話すことに集中していたのですが、
その後、夜中も連絡しあったり電話しあったりして、
一晩泣き通しでした。
なんで? どうして?
先週会ったばかりなのに。
先週は体を起こしてずっとお話できていたのに。
帰り際、彼女と握手をして、「またね~!」って言って帰ってきたのに。
ヒロラジオを数分だけ聞いて、「じゃ、続きはまた送ってね」て言ってたのに。
もうじきシネコンが出来るから、ハリポタ観に行こうね~って約束してたのに。
私がスター・ウォーズEP3をまだ1度しか見ていないから一緒に行こうって約束してたのに。
彼女と、治ったら色々しましょうと、たくさんたくさん約束をしていたのに。
彼女は「迷惑をかけたくない」と、ごく一部にしか自分の本当のことを話していませんでした。
そんな彼女が私に本当のことを打ち明けてくれたのに、
私は何もお手伝いできなかったし、何かをしてあげることも出来ませんでした。
私は医者でもなければ医療関係者でもなく、
治療に関しては何も手助けできなかったのですが、
それでも、もっと何か出来たんじゃないだろうかという後悔でいっぱいで…。
先月お見舞いに行った時に、ふと彼女が
「このまま死んじゃうのかなって思う時があるんだ…」
と呟いた時に、
「いかせない!!」
って言ったのに、引き止められなかった。
…悔しい…。
訃報を聞いたその夜中、
本当のことを知っていて、一緒に応援していたお友達のMさんとも電話していたのですが、
「頑張った彼女をほめてあげよう」
と言われてハッとしました。
そうなんですよね。
つらいはずの治療も「イヤだ」とか「もういい」とか、
泣き言の類は一言も聞いたことがありませんでした。
最後まで頑張って頑張って生きてきた彼女を、
「頑張ったね」
って、褒めてあげないとね、
と、そう電話でMさんに言われ、そのとおりと思いました。
それからは、電話では彼女との思い出話に花が咲き、
彼女の分まで頑張って生きようと誓い合い、
やっと少し気持ちが治まり始めたのでした。
彼女に出会えたこと。
彼女と友達になれたこと。
彼女の生に感謝したいと思います。
冒頭に書いた「生きる」の詩は、
偶然か必然か、たまたま今夜見ていたTV番組に出てきました。
その番組では、子供にこの詩を読ませ、
「自分にとって『生きる』とは何か」を考えさせていました。
それを見ながら、自分だったら…と考えてみました。
生きるということ
いま生きているということ
「今」という時間を大切に過ごすということ
人との出会いに感謝するということ
Yちゃん、今までありがとうね。
あなたと知り合えてよかったです。
絶対忘れないからね。
10ヶ月、頑張ったね。えらかったね。
今まで治療でつらかったと思うから、
どうぞゆっくり休んでくださいね。
私はヘンに弱気になったり尻込みしたりするから、
見かねたら背中どついてください。
それから、Yちゃんとは面識もないのに千羽鶴を折ってくれた職場仲間のTさん、
「Yちゃんを励ますため」と私とMさんでお願いした相当無謀なワガママを、
聞き入れてくれたHさんとその職場の方々、
ありがとうございました。
「生きる」
という詩があります。
「生きているということ」とはどういうことか、
それをつづった詩です。
のどがかわくということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
泣けるということ
笑えるということ
(一部を抜粋しました)
18日朝、入院中だったお友達が天国へ旅立ちました。
先週、千羽鶴を作ってお届けしたのですが、
願いは届かなかったようです。
彼女とは、2001年の大ちゃん夏ライブ後に、友人を介して知り合いました。
以来、会う機会が増え、いろいろと遊んもらいました。
自分がつらくても弱音をはかず、周りの人の気遣いをするような、
心がきれいな、とても気持ちの優しい人でした。
それでいてとてもパワフルで、
去年はヒロの握手会へ参加するだけのために、
わざわざ茨城から大阪まで飛行機で飛んできたりもしました。
今回の病気治療も、お医者さんがビックリするほど前向きに臨んでいたそうです。
なんで彼女が病気にならなきゃいけなかったんだろう。
あんなに頑張って治療していたのになんで…。
彼女が一昨日朝、永い眠りについたという連絡は、その夜、ご家族の方からメールで頂きました。
帰省のため、私はちょうど新幹線に乗り込んで席についたところでした。
届いたメールを見て、一瞬では内容を理解できませんでしたが、
何度も読み返すうちに涙が出てきてしまい、
あわてて席を離れ、ひとけのないデッキへ。
人がいないこと、電車の走行音が大きいことをいいことに、
多分声をあげて泣いてしまっていたと思います。
そこで他のお友達へ連絡をしたりしていたのですが、
降車駅へ到着するまで、ほとんど泣き通しでした。
実家へ着いて、久しぶりに家族と話している時は話すことに集中していたのですが、
その後、夜中も連絡しあったり電話しあったりして、
一晩泣き通しでした。
なんで? どうして?
先週会ったばかりなのに。
先週は体を起こしてずっとお話できていたのに。
帰り際、彼女と握手をして、「またね~!」って言って帰ってきたのに。
ヒロラジオを数分だけ聞いて、「じゃ、続きはまた送ってね」て言ってたのに。
もうじきシネコンが出来るから、ハリポタ観に行こうね~って約束してたのに。
私がスター・ウォーズEP3をまだ1度しか見ていないから一緒に行こうって約束してたのに。
彼女と、治ったら色々しましょうと、たくさんたくさん約束をしていたのに。
彼女は「迷惑をかけたくない」と、ごく一部にしか自分の本当のことを話していませんでした。
そんな彼女が私に本当のことを打ち明けてくれたのに、
私は何もお手伝いできなかったし、何かをしてあげることも出来ませんでした。
私は医者でもなければ医療関係者でもなく、
治療に関しては何も手助けできなかったのですが、
それでも、もっと何か出来たんじゃないだろうかという後悔でいっぱいで…。
先月お見舞いに行った時に、ふと彼女が
「このまま死んじゃうのかなって思う時があるんだ…」
と呟いた時に、
「いかせない!!」
って言ったのに、引き止められなかった。
…悔しい…。
訃報を聞いたその夜中、
本当のことを知っていて、一緒に応援していたお友達のMさんとも電話していたのですが、
「頑張った彼女をほめてあげよう」
と言われてハッとしました。
そうなんですよね。
つらいはずの治療も「イヤだ」とか「もういい」とか、
泣き言の類は一言も聞いたことがありませんでした。
最後まで頑張って頑張って生きてきた彼女を、
「頑張ったね」
って、褒めてあげないとね、
と、そう電話でMさんに言われ、そのとおりと思いました。
それからは、電話では彼女との思い出話に花が咲き、
彼女の分まで頑張って生きようと誓い合い、
やっと少し気持ちが治まり始めたのでした。
彼女に出会えたこと。
彼女と友達になれたこと。
彼女の生に感謝したいと思います。
冒頭に書いた「生きる」の詩は、
偶然か必然か、たまたま今夜見ていたTV番組に出てきました。
その番組では、子供にこの詩を読ませ、
「自分にとって『生きる』とは何か」を考えさせていました。
それを見ながら、自分だったら…と考えてみました。
生きるということ
いま生きているということ
「今」という時間を大切に過ごすということ
人との出会いに感謝するということ
Yちゃん、今までありがとうね。
あなたと知り合えてよかったです。
絶対忘れないからね。
10ヶ月、頑張ったね。えらかったね。
今まで治療でつらかったと思うから、
どうぞゆっくり休んでくださいね。
私はヘンに弱気になったり尻込みしたりするから、
見かねたら背中どついてください。
それから、Yちゃんとは面識もないのに千羽鶴を折ってくれた職場仲間のTさん、
「Yちゃんを励ますため」と私とMさんでお願いした相当無謀なワガママを、
聞き入れてくれたHさんとその職場の方々、
ありがとうございました。
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