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山口県宇部市にある「女性整体メイシャン」のお便り!!妊婦整体も承ってます。

NPO法人日本マタニティ整体協会認定だからこそ安心・安全な整体です。

「幸せを与える」という幸せ♪♪

2009-03-24 23:25:50 | 幸せ
有名な話ですが、メイシャンが覚えておきたくて載せましたo(^-^)o


ずいぶん昔の事ですが、

アメリカのある病院の病室に

7人の患者が入ってきました。



彼らは、死の宣告を受けた結核患者たちで、

自力では歩けない末期症状の者たちばかりでした。

(当時、結核といえば死に至る病だったのです)

その病室は細長い形の病室で、横の壁の一番奥の方に、小さな窓がありました。

そして、一番奥の窓際のベッドからのみ、

その窓の外が見えるのでした。


窓際のベッドに寝ていたのは、ジミーという男でした。

ジミーは毎日、窓から見える外の光景を、他の患者たちに語って聞かせるのでした。


「お~い、みんな、今日は公園のチューリップの花が咲き始めたぞ。チョウチョも飛んでるよ。」


「お~い、みんな、今日は子供たちが遠足だよ。
みんな楽しそうだな~。
あっ、手をつないでいる子もいるよ。可愛いなあ。」


死を待つばかりの患者たちにとって、ジミーが教えてくれる外の様子だけが、唯一の楽しみでした。


そんな中、一人だけ心がすさんだ男がいました。

入り口から2番目のベッドに寝ているトムという男です。

「ジミーのやつ、いつも外の景色を独り占めしやがって」


ある朝、みんなが目覚めてみると、窓際に寝ていたはずのジミーが居ません。


夜中の内に、ジミーは亡くなったのです。


トムは「しめた」とばかりにほくそ笑み、

「俺を窓際のベッドに移してくれ」

と看護師たちに頼みました。


しかし、看護師たちが顔を曇らせて、頼みを聞いてくれないので、トムは声を荒げて怒鳴りました。


そこで、看護師たちは、仕方無くトムを窓際に移すことにしました。

移して貰う間、トムはこう思いました。

「これで、外の景色を独り占めできる!
俺は、お人好しのジミーのように、みんなに話してなんか聞かせないぞ。」


そして、窓際のベッドに移され、窓の外に目をやった瞬間、トムは愕然としました。



窓の外に見えたのは、公園でもチューリップでもなく、

隣のビルの灰色のコンクリートの壁だったのです。


トムは一瞬にして、すべてを理解したのです。

「そうだったのか!ジミーは、俺たちの心を励ますために、
この灰色の壁を見ながら、外の世界を想像して
語ってくれてたんだ。」


その日からトムは、ジミーに負けないくらい
想像力を働かせて、外の光景をみんなに語り続けたのでした。



幸せを分け与えることのできる人生って、

きっと本当に自分も幸せなんだと

気付かせていただいた話でした(*^_^*)