伊根の船屋

今度の旅行の目的は、この船屋を訪問することでした。
やっと念願が叶いました。

<伊根の船屋>
京都府与謝郡伊根町の伊根地区にある、民家の種類の一つで伝統的建造物です。
舟の収蔵庫であるとともに、住居の役割も持っています。
船屋は、江戸時代中期ころから存在していると見られています。
2000年現在、238棟が確認されています。
特徴として、基本的に「海への開口」、「妻入り」の2点。
伊根湾の海面すれすれに建築され、土台や柱は椎の木を用い、梁は松の原木を用いています。
1階には船揚げ場、物置、作業場があり、出漁の準備、漁具の手入れ、
魚干物の乾場や農産物の置き場など幅広く活用されています。
また、2階は居室、民宿といった生活の場となっています。