日本版サブプライム危機

住宅ローン「12月危機」に備えよ!

契約直後に債務不履行 金融危機で急増 住宅ローン

2009-10-28 23:41:13 | 日記

2009.10.28 時事通信
■契約直後に債務不履行 金融危機で急増 住宅ローン
 金融危機を背景にした雇用・所得環境の急激な悪化を受け、住宅ローンのデフォルト(債務不履行)が急増している。特に、従来見られなかった契約後6カ月未満のケースが発生するなど、昨秋に起きたリクの影響の大きさが改めて浮き彫りになった。
 日銀によると、2008年度に契約した住宅ローンのうち、契約後6カ月時点で返済が遅れたり個人破産したりするデフォルト率は0.04%。直前の5年間(03~07年度)はゼロだった。
 民間銀行は契約前に過去の所得などを踏まえた住宅ローンの返済計画を作成するため、デフォルトは通常、1年程度を過ぎてから起きていた。しかし、リクで状況は一変。昨秋以降の所得の大幅な落ち込みにより、契約直後でも発生する「異例の事態」(日銀)となった。
 民間調査機関の労務行政研究所によると、主要企業の今冬のボーナス平均支給額は前年の冬に比べ13.1%減。ボーナスによる返済ができず、年末にかけ状況が一段と悪化する恐れもある。
 銀行の住宅ローン残高は8月末で約110兆円で、貸し出し全体の約4分の1を占める。デフォルトが一段と増えれば、銀行にとって収益悪化要因となり、業績にも影響が出かねない状況だ。


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