2009.12.1 朝日新聞
■需要不足やや縮小、7~9月期は6.7% 内閣府推計
内閣府は30日、日本経済の需要と供給の差を示す「需給ギャップ」が、今年7~9月期はマイナス6.7%だったと発表した。需給ギャップのマイナスは景気悪化で需要が不足していることを示す。過去最悪だった1~3月期のマイナス7.9%より縮小したが、依然として大幅な需要不足だ。
推定される需要不足額は35兆円程度で、「か . . . 本文を読む
2009.11.30 日本経済新聞
■09年の住宅着工、42年ぶり100万戸割れへ 10月は27%減
国土交通省が30日発表した10月の新設住宅着工戸数は、前年同期比27.1%減の6万7120戸だった。前年割れは11カ月連続。2009年1~10月の累計は65万914戸で、通年では1967年の99万1158戸以来、42年ぶりの100万戸割れとなるのが確実な情勢だ。国交省は「雇用・所得環境が改善して . . . 本文を読む
2009.11.30 産経新聞
■12月の住宅ローン金利を引き上げ 大手銀行
三菱東京UFJ銀行など大手4行は30日、12月の住宅ローン金利を発表した。新規融資分の固定10年の金利は三菱東京UFJ、みずほ銀行、三井住友銀行の3行が0.05%引き上げて4.25%とした。目安となる最近の長期金利の動向などを考慮した。りそな銀行は10年を据え置いた。
三菱東京UFJとみずほは15年、20年も0.05 . . . 本文を読む
2009/11/28 FujiSankei Business i.■悪循環日本 危険水域に 円高、株安、デフレ、財政悪化… 「がけっぷちに立っている」。急激な円高に見舞われた27日朝、日本経団連の御手洗冨士夫会長は、日本経済の現状をこう表現した。円高が加速し、「史上最高値の79円75銭を更新する」との見方も浮上してきた。東京株式市場の平均株価も9000円割れ目前まで一気に急落し、9月中間決算で見 . . . 本文を読む
2009.11.27 時事通信
■消費者物価2.2%下落 8カ月連続マイナス 10月
総務省が27日発表した10月の全国消費者物価指数(CPI、2005年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.2%下落の100.1だった。下落幅は前月(2.3%)から小幅縮小したが、マイナスは8カ月連続。現行の統計では過去3番目の下落幅。20日には政府が公式にデフレを宣言したが、その後 . . . 本文を読む
2009/11/21 共同通信
■失業者12カ月連続で増加 9月、最悪に迫る363万
完全失業者数がことし10月まで12カ月連続して前年同月に比べて増加する見通しとなったことが21日、分かった。総務省によると、数値が確定している9月時点で363万人。製造業の“派遣切り”が相次ぎ、東京・日比谷公園に「年越し派遣村」が出現した昨年暮れよりも90万人以上増加した。雇用情勢の改善や貧困対策が緊急の政策課 . . . 本文を読む
2009/11/21 FujiSankei Business i.
■日本経済 デフレ構造慢性化 忍び寄る「最悪のシナリオ」
政府は日本経済が「デフレ状況にある」と公式に宣言した。政府が2001年3月の月例経済報告でデフレを初めて認めて以来、日本経済は慢性的なデフレ状態にある。今回の「デフレ宣言」は事態が一段と深刻化していることを裏付けた格好で、日本経済は景気悪化と物価下落が同時に進む「デフレス . . . 本文を読む
2009.11.16 ロイター
■GDP高成長で二番底回避の公算、デフレ警戒の声も
2009年7─9月国内総生産(GDP)は、民需中心に予想以上の高成長となり、懸念されていた景気の二番底は回避されるとの見方が市場関係者の間で広がった。
この先2四半期程度は、在庫回復の勢いが一巡するとともに輸出が鈍化し、公共投資の削減も予想されるため、来年初めにかけて踊り場局面に突入する可能性が高いが、予想以上 . . . 本文を読む
2009年11月16日 朝日新聞
■実質GDP年率4.8%増 2期連続プラス 7~9月期
内閣府は16日、09年7~9月期の国内総生産(GDP)の1次速報値を発表した。物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整済み)は、前期比1.2%増、年率換算で4.8%増となり、4~6月期に続き2期連続のプラス成長となった。プラス幅は景気拡大が続いていた07年1~3月期(前期比1.4%増)以来の大きさで、景気 . . . 本文を読む
2009.11.15 日本経済新聞
■冬ボーナス14%減 初の2ケタ 機械・自動車2割超
日本経済新聞社が14日まとめた今冬のボーナス調査(中間集計)によると、全産業の1人当たりの支給額は昨冬の実績に比べ14.04%減で、1978年の調査開始以来、初めて2ケタのマイナスとなった。増加した業種はなく、機械や自動車・部品などは20%を超える大幅な減少だった。年末商戦を控え、個人消費を冷え込ませる要因 . . . 本文を読む
2009/11/13 産経新聞
■厳冬ボーナス どうする住宅ローン
◇低金利型へ借り換え、返済期間延長…金融機関に相談を
民間シンクタンクによる今冬のボーナス予想が出そろった。業績悪化で1人当たりの平均支給額は36万6000(前年同期比13.8%減)~39万2923円(同7.4%減)。いずれも従業員5人以上の事業所で、比較可能な平成3年以降で最大の減少率になる見込みだ。厳冬ボーナスで、住宅ローン . . . 本文を読む
2009.11.12 朝日新聞
■長期金利が急低下、1.43%から一気に1.375%に
12日の東京債券市場で前日に続いて国債が買われ、長期金利が大幅に下がった。指標となる新発10年物国債の流通利回りは、前日比0.060%幅低い年1.370%に急低下。10日に一時、約5カ月ぶりの高値になる1.485%を付けたばかりで、値動きが荒くなっている。
国債増発に対する警戒感の強まりを背景に、長期金利は . . . 本文を読む
2009.11.12 東京新聞
■10月は17年ぶりの低水準に 首都圏マンション発売戸数
不動産経済研究所が12日発表した10月の首都圏(1都3県)のマンション発売戸数は前年同月比20.1%減の3386戸となり、10月としては1992年以来、17年ぶりの低水準だった。9月は25カ月ぶりに前年実績を上回ったが、不況による消費者心理の冷え込みが続く中で、10月は2カ月ぶりに減少した。
1戸当たりの . . . 本文を読む
2009.11.10 毎日新聞
■企業倒産:10月件数3カ月連続減少、景気対策効果が浸透
東京商工リサーチが10日発表した10月の全国企業倒産状況によると、倒産件数は前年同月比11.7%減の1261件となり、3カ月連続で前年を下回った。負債総額も同71.1%減の2903億円と大幅に減少した。政府の資金繰り支援や公共事業など景気対策の効果で、中堅・大企業の倒産は減少基調にあるが、負債5000万円未 . . . 本文を読む
2009.11.10 時事通信
■街角景気また悪化 10カ月ぶり判断引き下げ 内閣府
内閣府が10日発表した10月の景気ウオッチャー調査によると、3カ月前と比べた街角の景況感を表す現状判断DI(指数)は40.9と、前月比2.2ポイント低下した。2~3カ月後を示す先行き判断DIも42.8と1.7ポイント低下し、ともに2カ月ぶりに悪化した。
これを受け内閣府は、基調判断を前月まで4カ月続けた「景気 . . . 本文を読む