おやじのつぶやき2

「おやじのつぶやき」続編。街道歩きや川歩き、散歩がてらの写真付きでお届けします。

JR外房線「三門駅」~「御宿駅」。その4。(「房総東往還」を歩く。第6日目。)

2023-12-25 18:44:34 | 房総東往還

左に折れて、今度は右に折れます。

その向かいの左の角に、天保9年建立の「追分回国供養塔道標」があります。

    

  正面上部  如意輪観音半跏座像。
  下部左 「四國西國/秩父坂東」
  下部右 「此方、かつうら/ぼう志ふ なこ/こみなと みち」(勝浦/房州那古/小湊道)
  右側面    右指差し図、下に「古はまみち」(小浜道)
  左側面    左指差し図、下に「一の宮 江戸/きよみづ、道」

この道が江戸時代からの伊南房州通往還(房総東往還)だったことが分かります。

    

この先で県道に合流します。

さらに「国道128号」に合流。

右側に立派なおうち。

    

右側に「瀧泉寺」門前のイチョウ。

                 「平(上総)広常公お手植えの大銀杏」。

※「上総広常」

平安時代末期の武将豪族上総氏。上総権介平常澄の八男(嫡男)。上総介広常(かずさのすけひろつね、上總介廣常とも)の呼称が広く用いられるが、上総介は官位であり、本名は平 広常(たいら の ひろつね)である。房総平氏惣領家頭首であり、源頼朝の挙兵に呼応して平家との戦いに臨んだ。

前方左に森が見えてきます。

     

森の近くで、「伊南房州通往還」は国道から離れて、右に向かいます。

 

外房線「浪花駅」方向へ進みます。

                    

                              ↓   (「今昔マップ」より)

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