左に折れて、今度は右に折れます。
その向かいの左の角に、天保9年建立の「追分回国供養塔道標」があります。
正面上部 如意輪観音半跏座像。
下部左 「四國西國/秩父坂東」
下部右 「此方、かつうら/ぼう志ふ なこ/こみなと みち」(勝浦/房州那古/小湊道)
右側面 右指差し図、下に「古はまみち」(小浜道)
左側面 左指差し図、下に「一の宮 江戸/きよみづ、道」
この道が江戸時代からの伊南房州通往還(房総東往還)だったことが分かります。
この先で県道に合流します。
さらに「国道128号」に合流。
右側に立派なおうち。
右側に「瀧泉寺」門前のイチョウ。
「平(上総)広常公お手植えの大銀杏」。
※「上総広常」
平安時代末期の武将、豪族、上総氏。上総権介平常澄の八男(嫡男)。上総介広常(かずさのすけひろつね、上總介廣常とも)の呼称が広く用いられるが、上総介は官位であり、本名は平 広常(たいら の ひろつね)である。房総平氏惣領家頭首であり、源頼朝の挙兵に呼応して平家との戦いに臨んだ。
前方左に森が見えてきます。
森の近くで、「伊南房州通往還」は国道から離れて、右に向かいます。
外房線「浪花駅」方向へ進みます。
↓ (「今昔マップ」より)