むらのっちの風に吹かれて

日常のここち良い風景を求めて、Jazzを愛し、カメラ好き!!!

のれん

2011-05-16 20:21:08 | うんちく・小ネタ

暖簾は、元々は屋内に直接、風や光が入るのを防いだり、

寒さよけとして使われていたのれん。

そして戦前は、ごはん屋さんや居酒屋さんでお客さんが出て行く時に、

肴をつまんで汚れた手をちょっと「暖簾」で拭いていく、そんな習慣もあり、

「のれんが汚れているほど繁盛しているお店」という目安にもなっていたとか。

今では、閉店になるとまずのれんを片付けるので、のれんが出ていると

「営業中」という合図にもなっていますね。

暖簾の色使いは、ある程度業種によって約束事があったようです。

例えば手堅さを重んじるような商家は紺色や藍色、お菓子屋や薬屋は白色、

といった風に。

写真の暖簾は福岡県うきは市浮羽町流川にある、

GALLERY & CAFE BUDO NO TANE の中にある、

和菓子の葡萄屋さんの暖簾です。

今は、季節の和菓子「ふ(麩)まんじゅう」もGoodでした。

SIGMA DP2s

写真をクリックして大きくして見て下さい。

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