Living with わんこ&にゃんこ ★しっぽのはえた天使達

ひなたが虹の橋を渡り、現在は裕次郎とあかりとの生活が進行中です。
思い出話や今の事、徒然に犬猫バカ日記を綴ります。

■ 誕生日

2008年04月04日 23時29分44秒 | 思い出

今日はさくらの誕生日でした。
13歳の誕生日。
写真はさくらがなくなる1週間前に携帯でとったものです。
これが最後の写真です。
なんでもっともっと写真をとっていなかったんだろうと
悔やまれます。
それでなくてもパソコン壊して、4年分の画像が全部ないのに、
今年になって撮ったさくらの写真はほんの少し。

さくら、もも母がみた最後の姿を今でもはっきりと覚えています。
ちょっと振り返って、ママはいっしょに散歩いかないのって顔をして、
もも母は、あなたをせかすように散歩に送り出したんだよね。
さくら、大好きだよ。
お誕生日、おめでとう。

■一周忌

2008年03月01日 22時22分47秒 | 思い出

今日は、ももこの一周忌でした。
一年前にももこを見送ったとき、まさかさくらまで
いなくなってしまうなんて思ってもいませんでした。

主人と二人、行きつけの飲み屋さんで、しんみりと
ももことさくらの思い出話をしました。

ももことさくら、二人とも12歳で逝ってしまった私達の
かけがえのない家族。
ももこは大きさも見た目も華やかで、おまけにとても
社交的で、病院通いも結構あって、手がかかるかわいい子でした。
さくらは、黒ラブだからそんなに華もなく、病院もほとんど
手のかからない、空気のようにいつも傍らに控えめに寄り添って
いてくれる子でした。

ももこを見送ったときより、さくらが逝ってしまった今が
つらいのは、きっとさくらがいた間は、さくらを通して
ももこの事をいつでも身近に感じられていたせいなんだろうと
思います。
さくらがももこを失った悲しみをずいぶんと癒してくれたことを
今更ながら感じています。

ももこ、さくら、夢でいいから会いたいよ。

■ さくらのこと

2008年02月24日 23時23分15秒 | 思い出

備忘録的にさくらが好きだったことを書き連ねてみました。

【さくらが好きだったこと(もの)】
お母ちゃん
お父ちゃん
もも姉ちゃん
お母ちゃんの腕枕
お父ちゃんの足枕
お散歩
ごはん
あまいもの
野菜(ピーマンとにんじんは生は嫌い)
ボール
フリスビー
引っ張りっこ用おもちゃ
お布団の中
ふわふわのものの上にのること
お母ちゃんの足
もも姉ちゃんの耳


【さくらが得意なもの】
投げたボールを持ってきて、ちゃんと右手にかえすこと(もっと遊んであげればよかったと後悔してます。先のことを考えて、あまり無理をさせないようにしていたので、最近は全然ボール投げしていませんでした・・・)
フリスビー(足が悪くなってからはやれませんでした)


【さくらが嫌いなもの】
お父ちゃんとお母ちゃんの喧嘩
(2人の間に無理やりしっぽを丸めてつっこんできました。ももこはとっとと他の部屋へ退避)
一人ぼっちのお留守番(もも姉ちゃんがいなくなってから、よく我慢してくれたね。ありがとう)
暗いところ
お医者さん(先生を絶対見ようとしなかったね)
お風呂(固まっちゃうので、私はとても洗いやすかったな)
雷(固まっちゃうので、器物破損被害なし!ももこは壁に何箇所も穴をあけ、壁の角に歯型を残し、玄関の枠とドアの塗装をつめではがして、下駄箱の表面もつめですてきな模様を残してくれました。はは)
わんちゃん全般(ももこを除く、裕次郎は仕方なく除く)


■ さくらがわかっていた人の言葉

2008年02月18日 23時11分16秒 | 思い出
さくらがわかっていた人の言葉をちょっと考えてみました。

さくら 待て 座れ 頂戴 アウト ハウス ボール あっち こっち
来い (ボールが)ない だめ こら もも姉ちゃん お父ちゃん お母ちゃん
もうすぐ帰ってくる ごはん 散歩 お留守番 違う 大丈夫 あそぼ 
おしまい 


これぐらいかな。
でもりっぱなもんです。なぜか伏せはおぼえてくれなかったな。
前足の関節がものすごく硬かったせいで、やりたくなかったのかな。

■ 気配

2008年02月14日 23時54分59秒 | 思い出
「今日、キッチンで昼ごはん作っていて、足元に気配を感じたから
 また裕次郎がキッチンに入ってきたと思って、叱ろうと思って
 後ろ向いたら、裕次郎はお腹出してソファで爆睡してたんだよ。
 でも確かに気配がしたんだよ。きっとさくらだったんだね。」

突然、涙声の主人からの電話でした。

二人で夜は酒盛りでした。

今日は初七日。
最後のお別れにきてくれていたのかな。
ちゃんと迷わずももちゃんのところに行くんだよ、さくら。
でもその前に、私のところにもきて欲しかったな。
もも母は鈍感だから気づかなかったのかな。
もしそうだったらごめんね。

■ 思い出の2月11日

2008年02月11日 20時28分39秒 | 思い出
去年の今日、私のそばには、歩けなくなったけどまだ元気だったももこと病院知らずのさくらがいました。

・・・・・・・今日は、そのももことさくらは私のそばにはいません・・・

去年はまだ生まれていなかった、裕次郎だけです。

空は青く晴れ渡り、あの日とまったく同じに見えるのに、海もあの思い出の日と同じで太陽にきらきらと波がかがやいるのに、同じものは何一つありません。

裕次郎、今日この時に、いっしょにいてくれてありがとう。

もも母は、ももことさくらに色んなことを教わりました。
それを少しでも活かして、いっしょにできるだけ長くいっしょに暮らしていきましょう。今日やってあげようと思ったことは、なるべくすぐに、できればそのときやってあげるね。

明日は絶対ではないだから。
絶対確かなのは、今だけだから。

■ さよなら、さくら2

2008年02月10日 23時18分21秒 | 思い出
今日、さくらをももこを火葬した同じペット用霊園で見送りました。
ここも焼き場が新しくなっていて、一年の時の流れを感じました。

去年の秋、新しい家族の裕次郎を迎えて、さくらも活動的になって、やっと最近ももこがいなくなってしまった悲しみが少しやわらいできているのを実感していた矢先でした。

さくら・・・去年の暮れから飲み始めた痛み止めの薬が効いて、最近はよく走るようになっていたね。
自分からおもちゃをくわえて、あそぼってくるようになったよね。

もも母ともも父は、裕次郎をうちに迎えたことが、平穏なさくら老後を奪ってしまったのも確かなことを、知っています。

裕次郎という存在が、さくらのストレスになっていたとしたら、本当にごめんね。
もも母は、裕次郎がきてからさくらが少し元気になったと、単純に喜んでいたんです。

でもさくらは知っているよね、もも母ともも父がどれだけさくらを大事にしていたか。どれだけさくらのことが大好きだったか。

さくら・・・・もも母ともも父はばかみたいに思い込んでいました。
さくらは15歳まで生きるって。
13歳なんて楽々クリアだって、思い込んでました。
なぜだかわからないけど、そう信じてたの。
足の骨が変形しているから、そのうちカートでお散歩かなーって、カートは
どうやって作ろうかって話していたんだよ。

こんな突然のさよならは、全然想像していなかったから、来月のももこの命日に
みんなで旅行に行くために予約していた宿のキャンセルを入れたあと、また涙がとまりませんでした。

覚悟が全然できていなかったから、悲しみが薄れません。
困りました・・・・・


■ももこのいない生活

2007年03月12日 23時51分04秒 | 思い出
3/4(日)にももこを近くに見つけたペット専用霊園で火葬しました。
ももこを最後の最後まで見送ることが出来るところで、お別れの時間も作っていただけました。
2時間かけてももこはゆっくり空へ帰っていきました。
大変暖かな日で、ももことさくらと主人と私で最後に行った海への散歩の日を思い出しました。
ついこの前のことなのに、ももこはもういません。

ももこを空へ帰す前に、私はももこのしっぽの長い毛をお守り代わりにもらいました。いつもなら捨てていたブラッシングでぬけた下毛も大事に集めました。

小さくなったももこは、骨肉腫に犯されていた部分は足の部分だけで、その他の骨はとてもりっぱなものでした。
つめも歯もきれいに残り、私はその1つ1つを骨壷に収めるごとに、少しだけ落ち着くことができました。ほんの少しですけどね。
(その前までは、ももこの話をするたびに主人と二人でわんわんと大泣きでした。)

でもその晩、さくらのごはんの用意をしようとして、無意識に2つごはんの用意をしてしまい、改めて12年という年月の重さを感じました。

ももこが旅立って、1週間以上たちました。
少しづつももこのものが我が家からなくなりつつあります。
ももこの白い毛も、掃除をするごとに掃除機に集まらなくなってきています。
一日一回の掃除機かけでは、とても間に合わなかったのに・・・ね。

初七日を過ぎても、カレンダーを見ては、あー●日前には、ももこがいてこんなことしたとかあんなことしたとか、気がつくと考えています。
遺骨を自宅においたままにしておくと、きっとずっとこんな調子でわたしも主人もめそめそしていそうなので、四十九日を過ぎたら、納骨して区切りをつけようと思います。

家がとても広く感じます。
介護がなくなり、時間の使い方に困ります。
ドッグフードとおやつがなかなか減りません。
突然、悲しみに襲われます。
無意識に白い大きな姿を探してしまいます。
散歩前に興奮して、子犬のように飛び跳ねて喜んでいた姿、
お父ちゃんの脱ぎたてソックスが大好きでくちゅくちゅしていた姿、
ねーねーもっととおねだりする前足パンチ、
もっともっと見ていたかったよ。
昨日洗おうと思ったカーディガンに、ももこの匂いがついていて、
洗えなかったよ。

ももこのいない生活に、まだまだ慣れません。
そして慣れていくことが、また悲しいです。

■「虹の橋」と「雨降り地区」

2007年03月03日 15時43分29秒 | 思い出
主人がももこの最後の瞬間にたちあえなかったことを、とても気に病んでいます。
そんな主人にこの詩を読むことを勧めました。
まだまだももこを「雨降り地区」から出してあげることは、出来ないようです。

すでに多くのサイトで紹介されていますが、いつでもすぐ読めるように、こちらにも転記させていただきました。

≪虹の橋≫
天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
…まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと…。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです…。

けれど、動物たちの中には、様子の違う子もいます。
打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されることのなかった子たちです。
仲間たちが1匹また1匹と、それぞれの特別な誰かさんと再会し、
橋を渡っていくのを、うらやましげに眺めているのです。
この子たちには、特別な誰かさんなどいないのです。
地上にある間、そんな人は現れなかったのです。

でもある日、彼らが遊んでいると、橋へと続く道の傍らに、
誰かが立っているのに気づきます。
その人は、そこに繰り広げられる再会を、
うらやましげに眺めているのです。
生きている間、彼は動物と暮したことがありませんでした。
そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されなかったのです。

ぽつんとたたずむ彼に、愛されたことのない動物が近づいていきます。
どうして彼はひとりぼっちなんだろうと、不思議に思って。

そうして、愛されたことのない者同士が近づくと、
そこに奇跡が生まれるのです。
そう、彼らは一緒になるべくして生まれたのでした。
地上では巡りあうことができなかった、
特別な誰かさんと、その愛する友として。

今ついに、この「虹の橋」のたもとで、ふたつの魂は出会い、
苦痛も悲しみも消えて、友は一緒になるのです。

彼らは共に「虹の橋」を渡って行き、二度と別れることはないのです。

こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシトと冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。

大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも…。

でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、
出て行かない子達もいるのです。

地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、
同じ悲しみに凍えているのです。

死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、
あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。
地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
「虹の橋」を創りあげているです。

ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。

命の儚さと愛しさを。
束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。

その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。

思い出してください。

動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。

信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから…。


作者不詳
開業獣医の独り言より転記