徳永英明の『壊れかけのラジオ』で歌われた世界。ラジオの深夜放送が斬新な文化を山里まで運び来て少年少女達の想像が遥か遠くの異国へ旅した時代だった。
毒を含まないメロディ、素直なノスタルジーを述べる歌詞……何故か今になって頭に浮かんだ二曲。
自分のブログにも体現される『毒の世界』、皮肉を越える皮肉を弄ぶラップ。コロナを巡る恐怖、閉塞感と苛立ち……。
こき下ろしてた安倍が辞めるとなれば……急にその心痛をオモンバカル優しい人達が数多く湧き出して来て……新しいプチ正義を語り出す。
もうちょっと……そういうの勘弁ね……。
そんな心持ちだったのかも。
マサチューセッツは華やかな都会サンフランシスコを目指した若者が……強い郷愁を以て故郷、残してきた彼女を思う。当時の東京に暮らした若者共通の夢と不安が体現されていた。
経済30年説が二周りして、都会で食い潰す人達が
経済を理由に故郷を目指す動きがチラホラ。
何が変わったのか?と言えば『夢も自己責任で描いてね!』という……皆の夢を『時代が保証してくれた』状態が失われた事か?……。
グルメなんて言葉は無かったけれど喫茶店のナポリタンがどうしてあんなに旨かったのか?そんな事をボンヤリと考えた……。