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サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……全てを蝕む『保身』というもの

スマートニュースで成毛眞さんの著書紹介を読んだ。

様々のカテゴライズ死守組織の『頑迷さ』について散々書いた。組織の現状維持こそ命!!
最大の動機であり使命なのだと。

その組織行動を形作る『個々人の心理』は『保身メンタル』なのだという指摘がされており、ウンウンと納得!を得た……。

『努力型高学歴の人達』の凋落は今後顕著になるだろう?との指摘も至極ご尤も!……。
何故?彼等がヒタスラ保身による現状維持を求めるのか?……その原因に『サンクコスト』を挙げていた。

幼少のみぎりからコツコツ積み重ねた努力(投下したコスト)でやっと得た大企業とか?有名企業とか?ポスト……『その保持こそ命』として目的化してしまうのだと。

そんなのはあくまで手段であり『ソレ使って何演んの?』ってのが目的の筈なのですがね?

自分の『探究心が刺激され理屈抜きに楽しい』という状態の人間でなければチャレンジなんて絶対出来ないよね?……読んでてそう思った。

三十年近く前から……どれだけ楽しく可能性大の企画を立てようと……抵抗勢力は『保身に取り憑かれたオッサン達』だったのを思い出す。
だからあの大企業アパレル会社は破綻した。

気の利いた人から船から逃げ出して行く?……僕はそんな風景を哀しく見ていたのを思い出した。
何故?と聞けば……素敵なオッサン達は『カネじゃないんだ!!』……演ってて『ちっとも楽しくなくなったのだ』……と口を揃えて言った…。

楽しいというのは……裏に『苦しい』が貼り付いてくる。だからこそ登山の様に楽しい。
『楽』とは根本的に性質が違うのである。

未だに昭和を生きてる親とか?ガッコの先生達は何のかのと小賢しい立派で化粧して喋るけど……学歴稼いでたら後で……『すんごい楽出来るぜ!!』と言ってるに過ぎないのである。

東大から官僚なんて『楽で横着の王道コース』として信じられ語られてたのである。

世界もこの国も、現実はもう完全に前を行っている。

楽しいからテーマ設定する→苦しい→克服にチャレンジが楽しい→完遂→次は?→………。
そんな人間達が世の中を…楽しくさせ始めているのである。

何時の世の中に在っても……『保身』というものは醜悪なのである。醜悪なモノが楽しい訳もなく……未来へは一ミリも向かえない。
『保身は過去に生きる者』の常道であり唯一の主張なのだと認識しておきたい。
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