普通に考えて旨いかどうか？を決める一番の要素は『誰と……』食すか？だと思う。
如何に高いコース料理とて接待で頂く分には味わえない。
楽しい奴とならお好み焼き焼きでも結構楽しい食事になる。
だから下心満載の男相手に、メシはメシと平静に食える神経には敬意を表するしかない。
食欲が道理と筋道を越えるんだね？それで楽しめるんだから怖いモノは無いよね？……。
別れた男から貰ったモノを新しい男の前で平気で使う女達は口を揃えて言う。『モノには罪は無い』……のだと。
確かに……。
しかしそのエピソードを持つモノを、平気で新しい男の前で使える女には大いに恥ずべき罪がある。
その自分の為の道徳をモノ如きの誘惑につられて引き換えてしまう神経には救い難い哀しみを感じる。
とても貧しかったんだね？って……。
そういった部分の貧しさ、貧乏臭さってのは払拭し難い印象を放つ。
人目云々は別にして、そんな事は理屈じゃなく……自分の感性に信号がある筈なんだけどなぁ……浅はか？とかはしたなさ？とかっていう……。
それ、イケシャアと言って居直るのがイケてる女って誤解してるらしいけれど、イケてるゾーンでは『あからさまって表現』は嫌悪の対象になるのですよ……お嬢さん。
