サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……探せば必ずある答えじゃない。テーマ自体を創るアプローチを必要とする時代

探せば必ず一つ正解の答えがあるという保証付きの問題を如何に早く見付けるか?という記憶力頼りの偏差値教育に血道を上げている内に世界はドラスティックに変貌を遂げている。

そんなのAIや量子コンピューターが瞬時に見付ける時代に何時まで?やってんの?状態になって久しい。

答えを幾ら探したって……そもそも、今はその答え使えますか?という時代背景となりつつある。国会答弁見てるとそんな教育で『優秀とされてた官僚』が議員にレクチャーする答って何の足しにもならない……。
単なる手続きの為にのみに走り回っている姿は最早滑稽の領域に踏み込んでいる……。

『問題自体を創る能力』以外に役には立てない時代がやって来た。
先日書いた、『未来に切実になる需要』(問題)を見出し、それに向けて『必要なシステムそのものを構築』し答えを導き出す力である。

必要な素養は『直感力』、『想像力』、『エンパシー』、『応用力』などなど……同調圧力満載のガッコや塾では学べないものばかりなのである。

言わば『問題を創る能力』と理想とする答えを見出しソコまでのプロセスを組み上げる発想力こそ命なのである。

イメージを元に……ソレを現実に落とし込む為の『ロジックを組み上げる』という右脳、左脳との連携力も絶対に必要となる。

基礎学力は絶対に必要である。
その上で自然の中を巡り……偏りのない様々の分野にフラットな発想力を向けること……は絶対必要条件だと思う……。

日本の大企業は今までの前例、モデルの中で企業活動してしまう……とは田原翁の指摘だけど
彼の考える範疇、方法論もまた『今までのサクセスストーリー』の焼き直しに過ぎないと感じた……。

それくらいこのニッポンの『今まで・前例病』は深刻なものだと感じるのである。
要するに、状況、環境対応するのに、江戸幕府は幕藩体制を使って考えた。
反幕府勢力は『今まで無かった新政府』をゼロから発想し対応しようとした。

結果はご承知の通り。守旧派の頭は……ゼロから考える事を超頑なに拒否したのだった。
今の文科省、教育委員会の態度は、まんま江戸幕府の態度とシンクロして見えるのである。

こんなことしていたら、自然人は機械(AIと量子コンピューター)の軍門に下る確率が日々高まっていく様な気がするのです……。
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