『バレたから』総務省の二人の公務員は更迭された。
『自分は悪い事をしている❗』と知っているのと、自覚はおろか特権かの如く勘違いして演るのとでは……『悪徳の働き方が大きく違う』のである。
高校の時に……近所にお好み焼き屋があり、溜まり場となってた。ソコのオバサンは中途半端な不良達が言うところの『理解があるオバン』だった。喫煙の黙認である。
先生が来ないか?……見張り役までする『理解ある?オバン』は何時も言ってたらしい。『私の前では良いけど……気を付けなさいよ❗』って。
一度行って……そんなオバンの『理解がある劇場』を観てから……二度と行かなかった。
『何か?何処か?大切なモノが骨折してるぞ❗』そんな嘘臭さフンプンとしてたからだ……。
餓鬼に媚びて商売する……この人には確固たる大人の芯と筋が通ってない❗❗のである。
一方、駅前のラーメン屋さん。ソコも高校生に限らず様々な年代で何時も賑わってる店だったが……オヤジもオバンも高校生の喫煙なんぞ見たらひっぱ叩きかねない厳しい大人だった。
それでも千人近くの高校生の殆どが頻度の差あれど通う名店だった。当然、喫煙してる奴も通ってた。
そのオヤジが……『タバコを吸うな❗』って言っても吸いたいかも知れない。
ならば『せめて隠れて吸うのが餓鬼の最低の礼儀』ってもんだ❗❗……というのを聞いた事がある。
『悪い事をしてる事』を自分が知っている事が大切なのだ❗……と。
高校生だった僕は深く深く納得❗❗だった……。
更迭された官僚達、銀座放蕩三銃士、その後の高級ラウンジマン……共通するのは
バレた所まで白状する。
『自分の悪徳の自覚がない』からである。
結果……『自分の悪徳・恥』を知らないから結局事態は悪化の一途を辿るという運びである。
餓鬼の悪徳に媚びて……安っぽい理解者を気取るという救い様のない『大悪徳』を無自覚に働く下品な大人達。
そんな安普請の善人が街中を大手を振って歩いてる……
気を付けましょ❗……『悪徳の働き方』には……その人の人品が色濃く表現されるのである……。