春雨じゃ

短歌を少しだけ。

驟雨のやうに突然詠んだり。

集中豪雨のやうにまとめて詠んだり。

印象批評 042:豆

2006-03-31 | Weblog
節分の夜を忘れたる独り居の窓に響かふ豆を投ぐ音・・船坂圭之介

(吾と来て遊べや鬼よ独り居の節分の豆たらふく喰らへ)

寒き夜を改築中の家に来て小さな声で豆まきをする・・西中眞ニ郎

(恒例なのだ)

そら豆といえばあなたもそら豆とこたえるそんなやさしいきもち・・飯田篤史

(弱き者は愛を求めたがる)