県内だからって全員が同じ方言とは限らないから気を付けろ。

一つ前の記事「馴染みの女と馴染みの店で女子会してえなあ。」の続きです。
7月31日(水)の夜、チェルフィッチュ「女優の魂」を見た後、カタコンベのさまーさん、熊倉さん、＠ｎＤＡＮＴＥのアメイジングさんと4人で、foodelicで女子会してきた、という話の続きです。





馴染みのお店、foodelic。



4人で色々と演劇の話をしていたんですが、途中でアメイジングさんが、地元秋田の演劇の話をしていました。
秋田出身のアメイジングさんは、新潟に来る前に秋田で見た面白かった演劇の話題に。



アメイジングさん「私の地元秋田なんだけど、そこで見た演劇で面白かったのが、同じ演劇を三回違ったやり方でするのがあったんだよね。一回目は普通にやって、二回目は男女の役者を入れ替えて、そして三回目は全部秋田弁でやってて」



この話に、「面白そう！」と飛びつく、熊倉さんとさまーさん。
そこから、「方言っていいよね」って話に。



さまーさん「オイスターズの平塚さんが言ってたのって何だっけ？」

俺「ああ、トッキントッキンでしょ。愛知の方言って面白くて、鉛筆とかがすごく尖ってるのをトッキントッキン、かき氷とかが溶けて水と混じってるのをシャビシャビって言うんだけど、なんか分かるよね」

アメイジングさん「方言と言えばさ、福井も方言が面白くて、コップの中に水がいっぱいに入ってて、表面張力の分も入ってるくらいの状態のことを、つるつる一杯って言ったりするよね」



つるつる一杯、確かにどっかで聞いたことある気がする！
すると、これに反応する熊倉さん。



熊倉さん「えー、つるつる一杯って面白いね。私、ぞろぞろ一杯って言うよ」



！！？？



アメイジングさん「ぞろぞろ一杯！？」

さまーさん「ぞろぞろ一杯！？」

俺「ぞろぞろ一杯！？」



全員ポカーンじゃないか！！



さまーさん「言わないよー」

熊倉さん「えー、言うよー！」





突如始まる、カタコンベ女子による方言トーク。
実はこの二人、どちらも三条の出身らしいんですが、全く方言がかぶらないじゃないか！！



さまーさん「あ、じゃあさ、聞いておきたいんだけど、トランプを裏返して並べて、ひっくり返してから順番に出来るだけ早く出していくゲームのこと、何て言う？」



熊倉さん「スピード？」

アメイジングさん「スピード？」

俺「スピード？」



満場一致でスピード。



さまーさん「だよねえ～。私これのことね…





せべのっちょって言うんだけど」





せ、せべのっちょ！？
その名前はアグレッシブすぎるだろ！！



さまーさん「カード出す時に、『せべのっちょ！』って合図で出すんだけど…え、言わない？」

熊倉さん「言わないよー！」



やっぱり同じ三条出身なのに分かり合えない二人。
せべのっちょは、もはや超ローカルルールなのでは？




という訳で方言の話、よろっと終わりにします。

【今日の方言一口メモ】
・ぞろぞろ一杯
・せべのっちょ