食わず嫌いだった

それと目から鱗だったもの。

ニベアなめてた。
女子のもんだと思い込んでました。
人間は化粧品なんかなくたって大丈夫なようにできてるんだと思ってた。

春になって花粉のせいか唇の皮が剥がれるように荒れて、ついに血がでるほどになって
軟膏ぐらいじゃ効かず、どこかで缶入りニベアが良いって聞いたのを思い出して使ってみた。

２～３日で治った。決めつけてた自分が恥ずかしい。

もうひとつ。

深夜アニメなめてた。
どこかで、オタクのものと思ってたところがあった。
稚拙にあざとく、可愛さ（萌え？）や共感を盛り込んであればokという
突貫仕上げの「安物」だと思ってた。

どこかで「面白い」と聞いて観たそのアニメは
（ちょっと昔のなのでネットで探してだけれど）予想を大きく裏切ってた。
ギャグやエロさやかわいさじゃなく「展開」に圧倒されてストレートに泣かされた。
脚本、設定、伏線も。なんというか感心した。

つまり面白かった。
これは変わった感覚だけど、
この作品を作る側として関わりたかったな、と思った。
で、そうでないのが悔しかった。

どっちも食わず嫌い。
で、無くてもバカにしても生きていけるもの。
偶然だけど良い物に出会ったなあ。